とうとうやってきました。全身麻酔で抜歯5本というハードコアな手術の日。
昨晩LA出張から戻ったばかりの私、心の準備どころか何の準備も出来ていない。
昨日は疲れてすぐ寝てしまったので、朝9時に起きてスーパーへ行き、ジュースや流動食の買出しを済ませる。帰宅してすぐジェルネイルを必死で剥がす。これのせいでまた手術できないなんて言われたくないからね。
12時に友達に迎えに来てもらい、12時半から手術開始。
手の甲から点滴だか軽い麻酔だかを入れられ、それから鼻にチューブを通される。これが全身麻酔らしい。気体の麻酔が鼻から呼吸と共に体に入っていくと、眠りに落ちるように意識が遠のいていく。
死ぬって、安楽死って、こういうことかと思う。これなら苦しまなくていいな、とも思った。そしてたまにズキッてした覚えがあって、しばらくするとパッと目が覚めた。計50分くらい。
目が覚めた瞬間、全ての管が抜かれ車椅子に乗せられ、手術室から外に繋がるドアを出て友達の車に乗り込んだ。これ全部ホント1分以内の話。
「気分はどうですか?」とか「今から車椅子に乗って外に出ます」とか説明や気配りがあっても良くないか?あ~びっくりした。手術よりそっちの方がびっくりしました。
さすがに5本も抜いたので、口の中血だらけ。でも手術後2,3時間は腫れもなし。超強い痛み止めを飲んで寝て、数時間後に起きたら顔がパンパン。
顔の腫れは3日目がピークと書いてあったので、これ以上腫れることがあるのだろうかと本気で思った。
今回の手術で思うことがあった。それは友達の大切さ。異国で1人で暮らしていると、本当に有難い彼らの存在。
手術は送り迎えどころか、誰かが術中待合室で待機していなくてはいけなかった。臨月の妊婦の友人が快く引き受けてくれた。それから、1人では大変だろうから彼女の家でよくなるまで泊まったらどうかとオファーまでしてくれた。
手術当日は2,3人の友達が心配して電話をくれ、さっきはドアノブに友人からの差し入れのジュースがかかっていた。う、嬉しい。
辛い時にこうやって優しくしてもらうと、涙が出てくるよね。
母よ、私は異国でひとりでも彼らがいるから大丈夫みたいだ。
抜歯5本:2000ドル(自己負担分:956ドル)
今日までの総合計:1852ドル