インテリジェンスの調べによると、
2010年度の採用・育成による関心事の上位(複数回答)に
1位:「より良い人材を採る方法(57.4%)」
2位:「人件費(49.8%)」
が上がったとのこと。
「人件費の抑制のために少数精鋭運営」を目指しているのでは
という分析がされていた。

育成面は、「2010年は09年よりも強化したい」との答えが42.5%で最も高かったらしい。
方法としては「研修を強化する」が56.4%で最も多い回答だった。

う~ん。となると、どんな採用や教育するつもりなんだろ?
「人件費削減」が目的の「少数精鋭」には前提がありますね。

①即戦力として、事業に貢献

なんだかんだ言っても、日本は新卒中心主義です。
その中で人件費削減のための少数精鋭を目指すなら、
この不況への対応としてならある程度の即効性が不可欠。

おまけに経費削減というならなおさら。

②「よりよい人材」=「人より多くの業務をこなすor耐える人材」

ミスをなくす、よりクリエイティブな企画力と実施力で・・・云々も
最終的には(1売上/利益)あたりの人件費削減につながるでしょうが、
大抵は安直に、人件費削減にひつような「よりよい人材」って
効率よく人の何倍も業務をこなせるか、サービス残業含め長時間労働などに耐えられるか
ということになってしまうと思います。

かつて、プレイングマネージャーや、店長の過剰労働が問題になったときと同じメカニズム。
① ②の前提を考えると、どんな人材を採ろうとしているんでしょうね。

また、研修で育成するという声が多かったようですが、
どんな研修でこういった人材を育てるのでしょうか。

上記で述べたことは、荒っぽい論理展開なのは認めざるを得ませんが、
こういった側面も否めないでしょう。

新卒一括採用自体もゆっくりとではありますが、変容は確実に進んでいそうです。