ペリエ ジュエ最高醸造責任者サクセッションイベント | パリの空・シャンパーニュの風

パリの空・シャンパーニュの風

フランス語とカメラが大好きなシャンパーニュの騎士。


6つのシャンパーニュメゾン、
A. R. Lenoble, AYALA, Lanson, Delamotte, 
Irroy, Chanoine Frère.

この6つのメゾンの共通点は
今年、2020年が記念すべき年であること。

A.R. ルノーブルは創業100周年
アヤラは160周年
イロワは200周年
ランソンとドゥラモットは260周年
シャノワール・フレールは290周年。

そして
アニバーサリーイヤーではないけれど
メゾンに新たな歴史が刻まれた
ペリエ ジュエ。

今年の10月、ペリエ ジュエは最高醸造責任者が交代しました。
第7代最高醸造責任者のエルヴェ・デシャン氏から第8代最高醸造責任者のセヴリーヌ・フレルソンさんへと継承されました。


本来ならばお二人が来日され
代理店であるペルノ・リカール・ジャパンの皆様をはじめ、
ペリエ ジュエに携わった全員が
エルヴェさんを見送り、セヴリーヌさんをお迎えしたかったはず。
もちろん私もです。

この日は
自然が大好きなエルヴェさんが、
東京でお気に入りの場所という
東京都庭園美術館でのアペリティフから始まり、
ピエール・ガニエール東京で
エペルネのメゾンと中継によるサクセッション
イベントが開催されました。

オンラインのスクリーン越しではありましたが、200年を超えるメゾンの歴史の大切な瞬間に立ち合うことができて
とても幸せでした。

ディナーでは
エルヴェさんが世に送り出した
ベル エポック ブラン・ド・ブラン 2006をはじめ

ベル エポック1999年 マグナムボトルもサーブされました。
このキュヴェを選んだ理由について
エルヴェさんのコメントや、

セヴリーヌさんがテイスティングされた際に、大変感動されたという、ベル  エポック1985年のマグナムボトルなどメゾンの貴重なキュヴェをいただき、最後のシャンパーニュはベル エポック ロゼ 2012でした。

一昨年、パリで行われたテイスティングで
食事とのペアリングについて質問された際、
京野菜についても言及されていらしたエルヴェさんは日本が大好きで、日本文化にも造詣が深く、
いつかきっと、ご旅行で来日されると信じて
再会を楽しみにお待ちしています。

そして
セヴリーヌさん、これからのペリエ ジュエを楽しみにしています。

ペリエ ジュエは私が初めて全国誌で
シャンパーニュの記事を書いたメゾン。

自分自身も振り返りができて
今年一番の思い出になりました。


サクセッションイベントの詳細は
こちらをご覧下さい。

この度、webページを新たに開設しました。


お世話になりました皆様、
本年もありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。