写真は、全てウチのヤークトライン血統の犬達です。
実際に、セルビア、ボスニア、ルーマニア、モンテネグロ、北マケドニア、等で、活躍しているバリバリの一級ワーキングテリア血統です。
容姿ではなく、性能、一に性能、二に性能、ハンティング能力と言う性能、これが全てと言う英語名、ジャーマンハンティングテリア、
その為、日本に輸入し、丸7年が経過し、色々分かる事が沢山出て来ました。
それは、『随所に見られる血が濃いが故に持つ特徴的な気質』犬を専門的に長く繁殖している方なら分かる事ですが、ほとんどの方は、絶対に書かない事です。他人の犬の事なら話すだろうし、書く事もするでしょう、しかし、自分が繁殖する犬の事は、100%書かない。なぜなら、ネガティブな事で有るからです。
私は、敢えて書いてみたいと思います。私の感じたままに。
ただ、気性がキツイ、意欲的、闘争本能にスイッチが入りやすい、とかではなく、またその次元の話しではなく、
例えば、野性のリカオンやハイエナ、オオカミに対して制止が効くか?
効かないですね、制止が効く理性的な部分が有る生き物なら、野性では生き残る事不可能です。
こうした理性的な部分で、犬自身の行動の中での究極の域で、限界を超えている事に犬が気がついていない、
危ない、痛い、等…普通の犬は、危険を回避したり、逃げれないと判断すると威嚇行動をしたりしますが、ヤークトは、しません。危険を回避するのではなく、好奇心に火が着きます🔥
そして、ハンティング意欲に火が着き、闘争本能へと変わります。
威嚇行動する前に、咬みに入ります。
その闘争本能の火の着き方が異常⬇︎こう言う火の着き方になりやすく、血走る、
この状態になっても逃げないどころか、一層火が着きまくります🔥❤️🔥
痛みが闘争心に変わる、まさしく究極のゲームピット同様です。
生死を賭けた闘い、ではなく、生死が掛かる闘いになるのが、ヤークトテリアのハンティングであり、ヤークトテリアの行動パターンに繋がる、そう言っても過言ではないと思います。
何かに夢中になると、自然の中で、自身のサイズが小型で有る事を犬が理解していない、また、人間も、強い気質の犬で有るが故に、少々大丈夫と思いがちな為、かなり危険な事でも止めさせない事が多く、その事で事故に巻き込まれたり、巻き込んだりして、命を落とすヤークトテリアは意外にも多いと、ヤークトテリアブリーダー
の友人から聞かされています。
分かっている様で分かっていないのが、飼い主です。
この子は⬇︎
特に異常気質で、蜘蛛でも、ムカデでも、カエルでも目の前に動くと食べる(−_−;)
蝉であろうが、蛾であろうが、関係無い、口にしたら秒殺、ヘビ、マムシ、ヤマカガシ、全く関係ない、咥えたら最後、振り回す、やめさせないと食い千切る…あー😩やめてくれ〜気持ち悪い🤮
やる事がもう犬じゃ無い🐶
明らかに血が濃過ぎる🩸
とにかく、抗生剤が放せない、目が放せない(~_~;)
パタデールテリアという究極のテリアオブテリアがいるんですが、『テリアの中でも、極めて少ない究極テリアと言われている』
⬇︎パタデールテリア
同じくパタデール⬇︎
ヤークト以上、ヤークトと同様と言われるクレイジーテリアです。
古くからいる犬種で、多くのテリアは、このパタデールから他犬種の掛け合わせで、テリア気質の軽減を図りながら、違うテリア種が作られて行ったと言われてますが、中でも、ゲームピットの作出に大きく貢献したのが、このパタデールです。
イギリスのブルドッグに(スタッフォードシャブルテリアの原種なる犬)、パタデールの血を入れ、スタミナとゲームネスである闘争心を手に入れる事に成功し、完成したのが、後のアメリカンピットブルテリア=ゲームで使われるゲームピットです。
それほど、このパタデールテリアは異常とも言われる闘争本能を秘めた犬で有ると言われていますが、ヤークトテリアも、このパタデールテリアとは限りなく近いテリアで有る事は明らかです。
ヤークト✖️パタデール、この繁殖も一部では普通に行われていますし、working terrier federationなる団体では、認められている歴としたワーキングテリアなんですね(・・;)
この様なテリア=血が濃過ぎるのは致し方の無い事で有るのは十分に理解出来るのですが、人間が注意深く監視し育てて行かないといけない、という事実に突き当たります。
どちらにせよ、ワーキングテリアと言われる個体達には、人間の注意深い観察が他犬種よりも大切だ、と言う事になります。
私もまだまだ、ヤークトテリアは勉強していかないといけないなぁ、と思う今日この頃です。
thank you everyone😉