ブダペスト、10ブリードドッグショー part3 (世界犬紀行) | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

では、私のお目当てで有るsarplaninacを書いていきましょう^ ^

私の友人とその愛犬、男の子ですが、8歳です^ ^


まだまだ、気性も強く、頼りになる存在💪

山歩きの帯同は必ずです^ ^北海道と同じく、ヒグマの棲息地であるのが彼の在住地です。

ヒグマの生態を非常によく理解しており、過去に幾度も遭遇、クマに対する犬達の駆け引きを十分に熟知している人物でも有ります。


sarplaninacの能力を知り尽くしている彼は、その能力を全く疑いません(^^;;むしろ私の質問攻めに、困惑している程です。

ヒグマの戦闘能力は犬のレベルとは掛け離れている上、身体の頑丈さは、散弾銃レベルでは一発では死んでくれない、ライフルでさえ、急所でなければ絶命するまでに時間が掛かると言います。


勿論大小の違いはあるでしょう、しかし、やはりクマはクマです。


犬とはワケが違う、例えば、同じ犬科でもオオカミは習性も生きている環境、育つ環境があまりにも違い過ぎる為、犬との比較は当てにならないのが正直なところです。


犬は野生ではなく、人間に養われている生き物です。

今では、野性的な気性も持ち合わせてもなく、野性的な強さも持ち合わせてもいない、そんな犬がどの様にして羆レベルの獣と対峙出来るのか?


アメリカでは、ヒグマが街の中を闊歩し、犬を全く怖がらず、むしろ餌ぐらいにしか見ていない様に思うのだが?


ありとあらゆる質問を投げかけます。


すると、彼は丁寧に一つ一つ的確に答えてくれます。

以下。

彼の解答です。

クマ🐻は、棲息する場所によりその習性は違います。

高い山に棲むクマ、低い森に棲むクマ、街の近くに棲むクマ、天敵がいる場所に棲むクマ、全て違います。


高い山に棲むクマは、街には下りない、即ち人間がテリトリーに入らない限り襲う事はない、低い森に棲むクマは、時としてハイカーの人間と出くわす事がある為、人間への警戒心が強く時として強い攻撃を加えて来る、街の近くに棲むクマは、人間を怯えない傾向が強く、食べるモノが近くに有る事を知っているが故、食べるモノを狙う、その食べるモノが近くに有る時に人間と鉢合わせる、至近距離にいると襲う事を覚え、餌に有りつける事を学習する


オオカミと言う天敵がいる場所で暮らすクマは、大型犬、sarplaninac含む、シープドッグをオオカミの様に警戒する、それは、人間にとって好都合であると言います。


一匹、二匹ではなく、四匹、五匹、多ければ多いほど犬もオオカミの様な群れ行動を起こします。


この群れ行動を、天敵のいる場所に暮らすクマは嫌がるので、襲って来る事は無い、そう断言するほど力説してました。


なるほど…日本はオオカミが棲息していない為、ヒグマが最強で有ると伝えました。

ムーンベアもまた然りです。


友人いわく、クマの学習知能、嗅覚も聴覚も、視力も全てが犬を超え、恐ろしく学習能力が高い生き物です。


天敵のいない場所のクマには、天敵となる生き物を学習させる必要があるんです。


犬達が天敵で有ると認識させる事が出来れば、クマは自ら遠ざかる様になります。


子供のクマ、親離れしていないクマは、親クマから危険なんだよ、と言う事を教わります。


だから、その親離れしていないタイミングの時に危険な敵として認識させれば、犬の臭い、気配を感じると1k先からでも気付き、遠ざかって行くと言います。


ただし、これらの条件として、オオカミ同様のサイズ感が絶対条件との事、小型、中型犬では話しにならないらしいです。


やはり、大型犬の圧力、声の大きさがモノを言うらしく、声の大きさで犬と言う敵の大きさ、群れの規模を確認し危険かどうか認識するとの事、うん〜やはり、体験者、経験者、棲息地に住む人間だからこそ知り得る事だな、と、改めて感心させらました。


また、効果的な秘策も詳しく教えてもらいましたが、それは私の胸にだけ留めておきます。


実践し、効果が有ると私自身が確信出来れば、何かのタイミングで公開します。


過去、sarplaninacを、それなりに相当数見て来ましたが、⬇︎このブリーダーチームのsarplaninacを超える立派な個体達は見た事が有りませんでした😍

サイズは勿論、力強さ、動き、キャラクター、どれを取っても非の打ち所がないsarplaninacで、思わず見惚れてしまう程のレベルでした😍😍😍😍🥰


こりゃもう何がなんでも日本に連れて来るしか無い😅


しっかり交渉、次訪問する事を約束、私の得意である必ずケンネル訪問、行くと言ったら必ず行きます😊


しっかり人間関係を作り、犬を迎える、


それが私のスタイルです😊

過去、ドッグショーでも、ブリードにてユーロチャンピオンを25回排出して来た生粋のsarplaninacブリーダーの肩書きは伊達では有りません😅


素晴らしい犬達でした^ ^


幼い頃から憧れていたsarplaninac、

50年近い歳月を掛けてようやくここまで辿り着いた(o^^o)


人間、男は一人前になるまでに、50年掛かると昔誰かが言っていた言葉を想い出す

だから、50年掛かり、夢、憧れに辿り着く事が出来たならば、オレは幸せなんだな、と思う😊


一人前になったんなら、次なるステージの夢、憧れをこれからの10年先に叶えて行こうと思う😊💪


thank you everyone😉