シープドッグを考える | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

今日は良い天気でしたね☀️仕事日和でした😊

どんよりと曇った中での仕事と、この時期の太陽下☀️

での仕事は、雲泥差の違いが有ります😊


犬もこの太陽下ではすこぶる健康的に見えますね^_^



さて、写真は、ヘビー級のペアですが、


もう一頭のヘビー級、超稀少犬が⬇︎彼女


見た目とは裏腹のファイティングスピリッツを持った驚異の旧ユーゴスラビア原産犬です😅

GUNDAM、そして彼女達の活躍出来る場所は、広大な牧場の放牧地、クマ🐻や狼が出没する土地、それこそが最大の活躍の場と言えますが、日本には、狼はいないので、クマ出没地の牧場や、人間を襲ったクマの有害駆除、そうした目的の元、使役させるのであれば、ウチのヘビー級は十分に活躍出来ると思います💪


例え、ヒグマであれ、特攻する犬はいるでしょう🐶


日本を代表する、闘犬土佐、ゲームピット、素晴らしい個体は日本にも沢山います。


こうした犬達はヒグマでも、向かう犬は必ずいます(^_^;)


ですが、さすがの闘犬も、5頭、10頭といればヒグマでも何とかなりそうですが、単犬、または、2匹ぐらいでは到底太刀打ち出来る生き物では有りません(^^;;


言わば、かけ引きが出来る、ヒットアンドウェイの闘いが出来る犬でなければ、ヒグマ相手では殺されてしまいます。


だからこそ、ガード系シープドッグが有効となる訳です。


海外の欧州、トルコ、中央アジア、ヒマラヤ山脈、カナダ、アメリカ、これらの地域で活躍する狼、ヒグマ対策に使われている犬達のほぼ全てがシープドッグです。


カンガル、(アナトリアンシェパード)アラバイ、コーカシアン、サルプラニナッツ、タトラマウンテン、チベタン、クーバース、まだまだ有りますが、一部の地域を除き、ほとんどがカンガルの血が導入されています。


優秀なんですね^^;カンガルは🐶

純粋種のカンガル⬇︎



⬇︎これは純粋カンガルでは有りません。

こう言う個体がカンガルだと思っている方結構いますが、これは純粋カンガルではない、現在の呼び名は、

malakliと呼ばれる他マスチフの血を入れられた個体です。


このマラクリと呼ばれるカンガルミックスは、原産地のトルコでもメジャーで、近年は、純粋カンガルの個体数よりも多いんじゃないかと言われるほど定着していると言います。


純粋カンガルは、一目で分かるシェパード種ですが、

マラクリは、明らかにマスチフの血が入っていると判ります。


昔、照英が世界うるるん滞在記で放映された番組内で紹介されたカンガルは、純粋カンガルでなく、このマラクリだったんですね(^^;;


私もそれを知ったのはコロナ前でした(^_^;)


話がそれましたが、要は、カンガルと言う犬種の能力はズバ抜けている、と言う事を言いたいんですね😊


純粋カンガルは、時速50Kを出し、狼との闘いは一時間にも及ぶスタミナと闘争心を持ち、人間や獣を怖れる事もないと言う、そうした事実を知る迄に、私も随分時間が掛かりました。


恐らく、犬族の中で、最強のポテンシャルを持ち合わせている犬種No.1と言っても過言ではないでしょう。


今までは、純粋種にこだわって来ましたが、ヨーロッパ、アジアを歩き回るうちに、その地域の特性や、優れた犬達の入手の容易さ等、様々な条件が有って生まれて来るその土地土地の事情と言うものが大きく左右するのだな、と言う事が分かり、日本にいて平和に犬を飼える私達とは、環境も、気象条件も、全てが違うという事を理解した上で、良いだの悪いだのと語らなければならないと、つくづく思う今日この頃です。


だから、純粋種以外を否定するだけではダメなんだと、思える様になった次第です。


ただし、日本のミックス犬は、大否定と言う事は変わりません。


来年は、北の大地で、構想を具体化して行ける様に


チャレンジして行きます😉