犬の輸入について | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

何件か、輸入ついて質問がメッセージで有りましたので、書いてみますね^_^


過去にも、犬の輸入ついて書いてますが、久しぶりなので、新たに書きたいと思います。

犬の輸入と一口に言っても、個体選択は様々です。


外産だったらなんでも良い、安けりゃそれで良い、と言われるならば、中古車と同じでいくらでも安く輸入は出来ます。


ただし、必要経費は絶対に掛かります。


個体費用、航空運賃、混合ワクチン、狂犬病ワクチン、検査費用、少なくともこれだけは必ず掛かる費用です。


その上、獣医に連れて行く足代も要求してくるブリーダーさん、エージェントさん、普通です。


そして、待機期間180日が日本の輸入にまつわる絶対期間です。


6ヶ月ですが、この間の養育費、平均1ヶ月200$、高いブリーダーさんでは、300$を要求して来ます。


200✖️6=1200ドル


今、おおよそ1ドル 136円ですから、単純計算で、

163200円です。

これにレートチェンジの費用が加算されると、約180000円です。


ですがこれでは終わりません。


生まれた日から、または、生後2ヶ月、からの期間を含めると日本到着迄に最短10ヶ月です。


即ち、200✖️10=2000$という事になります。

これが絶対費用になります。


犬代+養育費です。


そして、混合ワクチン100$、狂犬病ワクチン計150$

検査費用、結果レポート費用、合わせて100$、

合計350$


犬代が、ノントイトルで、平均2500$(今はユーロも同じく)タイトル犬直子で、3000$〜3500$

ヤングドッグ一歳〜二歳、タイトル犬6000$〜8000$

IGP訓練2以上、15000$〜20000$

ザクッとこんな感じです。


ノントイトルのパピー、2500$×2350$ 養育費、ワクチン諸々、4850$×150$(レートチェンジ含む)=

727500円が、少なくとも絶対必要経費です。


ここに、個体、血統選択の交渉、(現地スタッフによるケンネル訪問、個体確認)交通費、日給、他、諸々の検査費用、股関節他心臓疾患、目、等、レポート費用、ペディグリー費用、スムーズに進んで1500$から2000$、待機含む、日本到着迄の10ヶ月間のアフター&成長過程監視等の費用です。

先の絶対必要経費、+

727500×300000=1.027.500円+2500$〜3000$航空運賃

となります。


そして、輸出国のペーパーワークを一手に引き受けるうちの現地エージェント費用2000$〜3000$、輸出国により変わる、SSD雇用現地スタッフ在住は、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スペイン、の6カ国ですので、その他の国からの輸入の場合、国境を超えての仕事になりますので、経費は当然変わります。


この様に、犬を一口に輸入すると言っても、いくつもの過程と作業、労力、時間が必要になります。


特に、SSDグループは、他が真似のできない、追随できないメソッドと拘りが有ります。

なので、外産なら何でも良い、という輸入は一切していませんし、お手伝いもしていません。


本当に良い犬を、健康面はもとより、姿形、性能、意欲、妥協の限界迄を基本に日本への輸出を心がけています。


いわゆる、個人輸入ではなく、SSDは、欧州現地スタッフを雇い、正規輸出をしていますので、適当な犬の日本側輸入をしていません。


本当に納得の出来る犬を、恥ずかしくない血統を、恥ずかしくない個体を、現地プロハンドラー、現地有名ジャッジ、現地最大の犬媒体会社スタッフがSSDの協力ネットワークとしてあります。


欧州全域、南アフリカ、だけでなく、アメリカ、南米、韓国、にまで、ネットワークを網羅しています。


拘りと、熱意のある方、金銭的余裕のある方は、相談してください^_^


以上、参考迄に…