皆さんはどう思われているでしょうか?
何千倍、1万倍、2万倍、
そんな訳無いね😅
何を基準にそんな数字を例えてるのか?
例えば、何千倍としましょう、嗅覚の何千倍?どう捉えてどう解釈すれば良いんだろ?
臭を数字に例えて皆さん具体的に理解出来ますか?
漠然でしょ?
身長170センチの1000倍、ならば分かりますね?
ハッキリと高さとして分かります。
しかし、臭いは数字に例えられても解りにくいんです。
犬の嗅覚は人間よりも遥かに鋭敏です。そこについては紛れもない事実です。
ですが、何千倍、1万倍、2万倍は生理解剖学的にもありえない数字です。
もし、数字的に例えるとするならば、何十倍、何百倍と捉えるのが妥当な考え方です。
⬆写真の様に、土に着いた足跡🐾を取りながら追及する作業ですが、例えば人間が同じ様に真似をすると、足跡臭を取る事出来ると思いますか?
理屈は犬も人間も同じなので、足跡臭は取る事が出来ます。
ウソ?と、思われるかもしれませんが、本当なんです。
なぜなら、土に着いた人間臭を犬は取っているのではなく、靴底のラバー臭、ゴム臭を追及しているから足跡を追えるんです。
だから、人間でも、靴底の臭いを取る作業ならば出来るのです。
そこで、犬と人間の違いが生じるのが、嗅覚力と言う能力が鋭敏で有るかどうかと言う点です。
四脚動物で有る犬は地面から鼻が近い生き物ですが、人間は、二足歩行の生き物です。
犬の鼻が発達しているのは、他の哺乳類同様、自然界で敵を事前察知する為、生きる為の食物を得る為に嗅覚が発達したとされています。
これが犬と人間の嗅覚の鋭敏さが違う大きな理由です。
人間は、地面から離れた高さで周囲を見渡す事が出来る生き物です。
犬や他の哺乳類よりも嗅覚は劣りますが、唯一優っている事が有ります。
それは、臭いの記憶です。
人間の五感の中で、一番記憶力が高いのが臭いの記憶なんですね!
人間は、一度嗅いた臭いは必ず記憶します。何年何十年経過しても一度嗅いだ臭いは絶対に忘れないし記憶しているのです。
この臭いの記憶力については人間が唯一犬に負けない能力です。
しかし、地面の臭いを追及していく能力は犬には勝てません。
だからこそ、足跡追及なんです。そして、その能力をいかし行方不明者捜索へと繋げる訳ですが、
足跡の痕跡が無い場所で、人間の浮遊臭を追及する事は、物理的に不可能に限りなく近い事なんです。
それを犬が行方不明者を探した。等とウソぶく警察犬関係者並びに訓練士達は、本当に信用なりません。
行方不明の捜索は、臭いで取り探すのではなく、人間の気配を察知する事が基本です。
災害救助犬の作業と理屈は同じだと、いう事です。
行方不明になった地点や時点を正確に特定し、指導手の経験から来る感を頼りに、人間の気配を犬が探る、このコンビネーションこそが、行方不明捜索の基本です。
犬は、アスファルトやコンクリート、例え土や草地で有っても、人間多数往来する場所では、足跡追及は不可能に限りなく近いのです。
また、行方不明になった人間が、特別な香水を着けている、線香の臭いが服に着いている、等の特別な条件があるならば、浮遊臭を追及していける可能性は一気に高くなりますが、そうした特別な臭いがない限り、犬には、行方不明者捜索は酷な作業です。
ましてや、何時間も、何十時間も経過した条件での捜索は殆ど出来ないと考える必要があります。
行方不明者の声、他の靴底の臭いが着いていない行方不明者のみの足跡が着いた場所、痕跡、息遣いによる気配がする、こうした条件が揃い初めて行方不明者の捜索は可能になる訳です。
要するに、行方不明者捜索の基本は、指導手の感と犬が気配を感じ取る道や場所の特定をいかにしていけるか、と言う事です。
反論がもしあると言う人がいるならば、
市街地で、2時間前に行方不明の人間、1キロ離れた場所に隠れる、それを追及して発見してみて下さい。
100%不可能ですから🙁
犬の行方不明者捜索能力には必ず人間の感や経験が誘導として必要なのです。
捜索能力など無いからこそ、山間の100メートル先にいる犬さえ見つけるのに1日を費やすのであります。
本当に嘆かわしい日本の警察犬能力
欧米と比べると本当に月とすっぽんである
Thank you everyone!!!
good night😴