一朝一夕で、訓練レベルは向上しない、
何事も、実技経験、そして、日々の積み重ねなくして、向上はしない、それは、どんな事でも、同じですね(*^^*)
犬という生き物では、その精度は何よりも難しく、何よりも、緻密さと集中力が要求されるのであります。
犬の訓練競技世界最高峰と言われる、
IGPとRingスポーツ、これらの競技の世界舞台で上位に名前を連ねるレベルにある指導手達こそ、真のプロフェッショナルであり、唯一私が認める訓練士達は、
日々の訓練を怠らず、緻密に犬を仕上げていきます。
その訓練は、決して躾の沿線上ではなく、REQU記事に書いています。
それらの上に成り立ち、それらの先に、躍動が待っている訳です。
私もよく質問をもらいます。
ダメな事をした時は厳しく叱る事も必要ですよね?
と、正直、私の訓練という思考のレベルは、恐らく皆さんとはとてもつもなくかけ離れていると思います。
訓練、服従訓練も、全て、IGPや、Ringに必要な服従です。
なので、犬が悪い事をした時は、怒る叱るという発想の前に、その悪い事をする状況を与えた自分に腹が立つ事の方が多い訳です(^^;
なので、あまり犬が悪い事をしたと感じる事は少ないのが本音です。
例えば、喧嘩癖がひどい、全ての犬に攻撃的、
これを直したい、直りません100%
直るようであるならば、それは、喧嘩癖がひどいとか、全てに攻撃的、とは、呼べない犬であり、環境がそうさせているのだろうと思います。

なので、私の訓練方法や考え方は、あくまでも、皆さんの参考程度として、見てくれれば良い訳です。
ただし、高等訓練を目指す、競技大会に出なくとも、高等訓練レベルの技術を身に付けたい、と、考え思うのであれば、何よりも、日本のどの訓練士が教える事よりも、 価値はあると自信を持って進言します。
先ずは、犬に服従を入れたいと思う前に、自分の訓練という発想を変える事から初めなければ、
犬に、服従訓練を教える事は不可能です。
精度の低い上部だけの服従訓練は、服従とは言いません。
それは、単なる真似事というやつです。
どうせ習うのならば、勉強するのならば、高等訓練で行う、服従訓練を勉強しましょうと思います(*^^*)