見直すべき犬種 | 世界を旅する求犬道人 大真面目だ‼

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世界中「ヨーロッパを中心」の犬を求めて、夢見る真のスーパードックとの出逢いと、育成に、人生の半分を注ぐ我が儘男の生きざまblog

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ロットワイラー、世界中で人気の犬種です(*^^*)
しかしその人気の理由は、国によって違います。

見た目が好き、防衛力が好き、逞しいのが好き、
そうなんですね(*^^*)ロットワイラーという犬種が好きな人は、大なり小なり、この逞しくて期待を裏切らないと思わせる風貌に魅力を感じているのだと思います。
しかし、あらゆる犬種を、見て観察、飼い、比べる事が出来ると、まぁ~良い意味でも悪い意味でも、期待を裏切ってくれる犬種です(^^;
その裏切られるという思いは、今だから笑って語れる話しですが、本気でロットワイラーの性能やポテンシャルを信じて疑わない時期が有りました(^^;

身体の大きい個体は、牛をも倒すほど力が強いと書かれています。

牛を倒す、咬みついて引きずり倒すという事ですが、後ろ脚に咬みつき右へ左へグイグイ引き倒していくやり方なら可能ですが、がっぷり四つに咬んで薙ぎ倒すというような真似は、犬というカテゴリーでは、どんな犬種で有っても100%あり得ません。

ですが、日本で出版されている犬種図鑑には、必ずといって力が強く、牛をも倒す力持ち、と犬種説明しています。

なぜ、そんな事実とは違う犬種特徴の情報を書くのか?
日本にいたら分かりませんね(^^;

上記した事、群れから離れ逃げる牛の後脚を咬み、牛の攻撃に合わない様に反転回しながら引きずり牛を腰砕け状態に倒す、絵は、
諸外国のロットワイラーを記す書物に載っているのはちょこちょこみます。

結局、ロットワイラーという犬種のイメージやエピソードが、今から約35年前~40年前に全米で爆発的にガードドックとして人気を博した時代に、アメリカで誇大化されたロットワイラー
の情報が、蔓延、その蔓延した情報を参考に書かれたのが日本の図鑑で有ると、簡単に想像が付きます。

浅はかですね(^^;  
ロットワイラーの強さや、ロットワイラーの威圧感、威圧力は、対人間により初めて発揮される強さ、という事実を書いている専門書は一冊も有りません。

それは、犬という生き物の玄人が書いていない証明でも有ります。

ロットワイラーは、対犬【特定の犬種】・対獣には、その能力は発揮される事は極稀です。
平たく言えば、対犬、対獣には弱い、残念ながら、ロットワイラーの事実です。

しかし、ガードドックとしての性能は、
ジャーマンシェパード、ベルジアンマリノア同様、抜群です。

対人への襲撃防衛は、ジャーマンシェパードやマリノアよりも、与えるインパクトは、大きいかと思います(^^;

ここ数年、ロットワイラーを改めて見直し、ヨーロッパで、機会ある度に観察してきましたが、【ワーキングロットワイラーのみです】

その高い性能は、日本では100%見る事出来ません。

先にも書いてますが、まるで犬種が違う程の差が有るんです。

その違いは、強烈な意欲、そして強烈な意欲から生まれる動き、


この動きこそが、オールラウンンダーになる要素です。


サイズ、キャラクター、どれをとってもこの日本ではベストマッチする大型犬が、

ロットワイラーです。

この奥深い犬種を、今一度見直すべきかな、と、

思う次第です(^^;