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セントラルアジアンオフチャルカ、
ですが、本場ロシアのアラバイです。と、言う方もいます(^^;
ここ数年、相当このアラバイについて、勉強、リサーチしました(*^^*)

カザフスタンブロード、ウズベキスタンブロード、タジキスタンブロード、少しずつタイプが違います(^^;
その違いは、それぞれの国で使われてきたアラバイ種の違い=土着のアラバイ種の違いが、地域性も含めて微妙に違う事が、その要因です。
犬の歴史は、交雑の歴史です。
地域地域で求められる特性が、犬にも明確に現れます。
また、コーカサスオフチャルカとは近縁種であるとされていますが、元の血液は確かにアラバイ種が基礎となり、それぞれ土着の犬との長い交雑が互いにスタンダードへと固定され、今に至るものだと、思われます。
その中に有って、カザフスタンブロードの多くは、今なお、闘犬で使われているアラバイが主流です。かつ、カザフスタンのアラバイブリーダー友人は、闘犬アラバイこそ本物、アラバイは、闘えてこそ本物、闘えないアラバイは、アラバイとは言わない、そう力説していました(^^;
ここで言う、闘う、闘犬、の意味は、日本人が捉える闘犬とは意味が違う事を説明しておきましょう(*^^*)
-30度40度の極寒の中、狼などの外敵と闘える闘争本能を有しているかの適性を見極める為、また、いざというときに闘える闘争心を養う為、長い歴史を通して、アラバイ同士の闘犬がなされて来た、というのが、始まりだったとの事、やがて、娯楽の無い地に、家畜を護るアラバイの強さを試す闘犬が、他国同様、村民の楽しみになっていったというのが、今のアラバイの闘犬historyだと、解釈して間違いないでしょう!
裕福な国の日本人からすると、闘犬は動物虐待の何物でもない、と、言う方も沢山います。
が、裕福ではない、沢山の娯楽がない国や価値観の違う国になれば、闘犬は、観る楽しみを与える大切な娯楽なんです。勝てば、英雄、ヒーローです。一概に否定するのは、色んな国へ、海外へ犬の勉強をしに出掛けた事の無い人間なんでしょう…
自分の価値観だけで、他国の歴史を否定してはいけません(^^; と、言う事です。

実物は、とても、野性的なオーラが有ります(*^^*)