IPO【国際訓練規定】等の高等訓練で必須科目の服従が出来れば、あらゆる訓練に応用が可能です。
言い換えれば、IPO的服従が出来なければ、何の訓練をやっても、その訓練レベルは、訓練とは呼べないレベルと言えるでしょう
脚側、身体の横に付ける、

正面停座、目の前に付ける、

指示を高い集中力で待てる、そして、次への移行を勇み足せずに、待てる、これが、大切なんですね❗❗
待たせること、待機出来る事が大切、重要、だと、認識している方は、犬の訓練、犬が従う、服従という心を養う、服従するという心を作るという認識が出来ていないだけでなく命令と指示を根本から履き違えている人だと言えます。
欧州人の高等ドックトレーナー達は、命令というスタンスではなく、期待に基づいた訓練で仕上げていくのが当然で、決して、命令的なスタンスでやっていく事はしません。
残念ながら、日本の多くのトレーナーや訓練にたずさわるアマチュアも、多くを見て来ましたが、ほとんどが、命令スタンスです。

結局、命令スタンスでは、犬は、指示に的確には従いません。だから、厳しい態度を犬にしてしまうんですね(^^;
リアルタイムで指示を与え、理解させる、事は、誰にでもちょっと考えれば分かります。
犬自ら理解する、犬自ら動く、これが出来る様にしていく事を人間側がまず理解していかないと、適応力の高い訓練、実のある訓練は出来ません。
いくら何時間、何十時間訓練しても、何ヵ月何年やっても、実のある訓練をしなければ、いつまで経っても大した進歩は出来ないという事です。
即ち、実のある訓練をするには、実のある訓練のやり方を、習うしか道はないんですね(^^;
遠回りしている間に、犬はあっという間に年をとる、旬が過ぎていく…