世界を旅する求犬道人 我が儘オヤジのスーパードック育成奮闘記
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複雑、面倒、無駄、時間が掛かりすぎる
以上が、海外から日本への動物輸入の実際の印象です。
本当に面倒臭い、英語圏からの輸入であるなら、まだ少しは容易ですが、英語圏以外からの輸入は、面倒臭いの一言につきます。
その理由は、海外ブリーダーが英語が解らない、または、日常英会話は解っていても、輸出にまつわるビジネス英語が解らないという、言葉の壁というやつが、そこに立ちはだかるからという理由です。
日本の動物検疫所のホームページに、輸入の流れについて、の項目が有りますが、
英語、韓国語、中国語、は、用意されているのですが、ドイツ語、フランス語、ルーマニア語、スペイン語、ポルトガル語、と、素晴らしい犬が沢山いる圏内の言葉は用意されていないんですね(-_-;)
英語圏には、欧州に勝る個体は殆どいません。
その為、英語での説明文で、やり取りをするしか方法がありません。
また、日本の動物輸入手続きに、嫌気がさす海外ブリーダーの方も多く、日本の検疫ルールを理解してもらう事は非常に難しい作業になって来ます。

海外のエクスポート会社に手続きをブリーダーからしてもらうと話しは早いのですが、費用は掛かります。
結局、動物輸出手続き会社、欧州では、その殆どが、ドイツに有りますので、ブリーダーが直接手続きするよりも、費用は単純に高くなります。

こうした、海外からの輸入には、難しい問題や手続きがあるがゆえに、
JKC会員ブリーダーや、また、JKC審査員に関係する方々の中には、この複雑面倒な事を良い事に、外産犬を法外な金額で輸入代行し、一攫千金をした一部の者がこの犬世界には、おられます。
20万や30万円で売られている犬が、人を介してお願いし日本へ輸入すると、200万や300万になる、話しはよく耳にしました。
また、外産犬で、何々チャンピオンだとかのタイトルが付くと、そのパピーでさえ、80万や100万でセールする方々がいます。
私には全くその感覚が解りません。
えっ、こんな個体が何十万?
えっ、というのが山盛りです。
海外には、未だ日本人が観たこともない、

素晴らしい一味も二味も違う個体の犬が沢山います。
⬇日本にもヤクトテリアは輸入はされてい

ます。が、この子の様なハイクォリティーな個体は一匹もお目にかかった事は有りません。

ローデシアンも、海外にいる個体は、本当に逞しく、惚れ惚れする様な個体が沢山います。

こうした、素晴らしくハイクォリティーな個体を、良心的な金額で、日本に輸入紹介出来る会社やブリーダーがなぜ存在しないのか?
私は常々不思議だな、と、思っていました。
実際私も過去に、いくつかのブリーダーや何人かの個人や訓練に携わる方にお願いしようと話をしましたが、驚く程爪を伸ばした計算に、欲どおしいヤツだなと、頭に来た事が有ります。
結局、人にお願いして輸入する事は止めました。
結果、今では、不可能な犬はいない、と言える程、輸入出来るネットワークはこの四年間で構築しました。
適正価格で、ハイクォリティーオンリー1の犬種個体を、紹介出来る日もそう遠くないと思います。
おっ、こんな犬見た事無い、と、言える様な本物のworkingdog個体を、
近い将来ご覧に入れたいと思います(*^^*)