世界を旅する求犬道人
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初めに、無事見つかり本当に良かったです(*^^*)
寒空の下、よく耐えよく頑張ったと思います。
捜索された皆さん、ご苦労様でしたm(__)m



無事保護の一方を受けて、良かった!と、思う反面、犬飼いとして、犬の能力を信じる人間として、上の記事の中にある、警察犬も使い、と、有りますが、実際に発見されたのは、人間です。
勿論シチュエーションはありますが、本来、PDや他団体が訓練や競技の中で、足跡追及、臭気探知、等、捜索をする訓練において、競技チャンピオンを決めたり、その競技や普段からの訓練をしているわけですから、
普通に考えると、不明になった子、地点や時間が今回の様に明確に判る事例で、ナゼ?投入された警察犬は発見出来なかったのか?
しかも、発見されたのは、不明地点から僅か数キロ、訓練士が謳う様に、臭気、探知、捜索の訓練には時間が数年と掛かります。
そして、合格、直轄警察犬、嘱託警察犬となります。
訓練に預ける事、2年、見事合格、それまでに要する費用は、月7万~8万平均、年間96万前後が掛かるという事です。
2年で200万近い費用です。
で、結果、実践で行方不明者が探せるのか?
という、疑問が湧いてくる訳です。
形ばかりにとらわれ、形ばかりを追い求められるのが、犬の訓練ですが、
今回の様な不明事例は、捜索条件が簡単である上に、ましてや、不明とされた女児は、元気にいた!と、言う事です。
今年の初め頃に、しつけ、で、置き去りなされた男の子が、数日ぶりに自衛隊員に発見された事例でも、そうだった様に、警察犬は全く発見出来なかったんです。
実践で役に立たない、警察犬が必要なのでしょうか?
正に、必要なのか?本当に求められているのか?
の、議論になるわけです。
もし、私が訓練をいれた警察犬を引き連れ、今回の様な行方不明事例に参加し、発見出来なければ、赤面の極致、訓練士を謳う事とても恥ずかしく思います。
犬は、遠く離れた浮遊臭を拾う事出来ないのでしょうか?
犬は、不明地点スタートにして、2㎞離れ潜んでいる人間を捜索探知出来ないのでしょうか?
今はっきり言える事は、日本の警察犬では無理という事になります。
人間より捜索能力は劣るという事を証明している今回の事件です。
だから、犬を飼っていない日本人は、犬の能力を信じないんですね!
だから、日本で犬は、モノ扱いなんですね!
犬が事故にあうと器物損壊というありえない扱いになるわけです。
警察犬作出に携わる人間は、実践で使える警察犬を排出出来る訓練技術を真摯に磨くべきだと思います。