FBで繋がっている学生時代の先輩がいる。彼はタイに駐在しているのだけれど日本へ一時帰国してタイへ再入国するときのエピソードがFBにポストされていた。

 

入国審査の時にイミグレーションオフィサーに「メガネを取って」と言われたのだけれど、今までの入国審査で一度も言われたことがなかったので「なんで?」と答えたら、「私の言うことが聞けないのか。危険人物だ。上司呼ぶから」と怒られ、危うく入国拒否されるところだった話。

 

彼の結論は、「口論できない英語力なんだから喧嘩売らなければよかった」。

 

うーん。うーん。うーん。。。

 

エピソードにも結論にも、画面の前で3回くらいうなってしまった。

 

アメリカでイミグレオフィサーに逆らうのは、例え英語が話せたとしても想像しがたい。その場で裸になれとでも言われたり、差別的発言をされたり、納得できない理由で入国拒否をされたりしない限り。

 

タイは軍隊もあるし、アメリカ同様「イミグレーションオフィサー」 イコール 「ローエンフォースメント」ってことだと思うんだけれど、日本の入国審査官があまりに文系で物静かな事務方のイメージだから?

 

ベトナム人の友人が先日来日した時に、「日本のイミグレが親切で感じがよかった」としきりと感心していたくらいだ。彼女はビザでの入国だったけれど、特に威圧的態度を取られる等もなかったようだ。

 

アメリカ在住中、初めての一時帰国からアメリカへ入国する時、間違ってESTAの端末で入国してしまったら、ビザ所有者はESTAで入っちゃダメだったため、入国やり直しいなったことがある。

 

一旦ESTA入国をキャンセルするために、権限を持つ上司を呼び、キャンセルしてもらい、再度ビザで入国した。その間、オフィサーが席を立って歩きまわったのだけれど、当然腰にはガンがぶら下がっていた。日本の入国審査官は銃は持ってないからちょっとびっくりした記憶がある。

 

次の入国の時は少しばかりドキドキした。万一、システム上で前回の入国の手続きが正しくできていなかったりしたら???などと考えてしまったけれど、結局問題はなかった。

 

私が行ったことのある国は多くないけれど、アメリカにしてもインドネシアにしてもイタリアにしても、空港や観光地などの人の多く集まるところでは、大きなイベントがなくても、ライフルを持った警察や軍隊などがこれ見よがしに警備している様子をよく目にする。サンタモニカにも常に警察車両が至る所にいる。

 

テロや暴動対策だと思うのだけれど、日本ではそういう日常的かつこれ見よがしな警備をほとんど見かけない。東京駅の前の広場でライフルを持った警察官とか見たことない。ロシア大使館の周辺だけは戦争前から警察車両がわんさといるし警官も多いけれど、これは右翼対策。

 

まぁ、こんなんだから元首相が銃撃されてしまったとも言えなくもない。

 

日本が平和ボケのまま、ずっと平和に暮らせますようにと祈るしかない。

 

 

 

 

平和ボケの最たる存在。。。