最後に映画館で映画を見たのはいつだったか思い出せないくらい、ロサンゼルスでは長い間コロナで映画館がクローズされていた。

 

ビジネスリオープンを待たずして映画館チェーンの Pacific TheatreとArcLight Cinemasがクローズ。AMCは生き残ってArcLightの映画館があったところで営業しようとしているようだ。ものすごくローカルネタだけれど、私にとってはいまだに自分の町のことに思えている。

 

ハリウッドの町ロサンゼルス。ここはやっぱり映画の町。

 

そして先日、日本帰国後初めて観た映画がThe Comeback Trail。邦題『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』。

 

豊洲のららぽーとの映画館はコロナ感染対策で、1席おきにしか座れないようになっていて、安心して観ることができた。そもそも日本人はアメリカ人と違って大声で映画館で叫んだりしないけれど。マスクの下で大声で笑っていたのは私達くらいだった。

 

 

豪華キャストの往年ジジイ勢ぞろい。 ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン。

 

すごく面白かった!

 

役柄的に、一番ピュアな感じなのがトミー・リー・ジョーンズが演じたデュークだったかな。この役のシワが刻まれて人生達観した雰囲気もまた魅力的。

 

ロバート・デ・ニーロは若い頃はもとより、The Intern(邦題『マイ・インターン』)の頃くらいまでは超イケてるジジィだったのに、この映画では三の路線。でもあんなにエネルギッシュな爺さんは彼ならではじゃないだろうか。

 

モーガン・フリーマンも社会派っぽい感じかと思っていたけれど、この映画では超ギラギラな悪い感じ。元々濃いキャラだから似合っていたけれど。The Bucket List(邦題『最高の人生の見つけ方』)での役柄が好きだったな。

 

映画館で映画観るって楽しい。

 

私がワクチン終わってまたアメリカに行けるようになったら、ロサンゼルスの映画館で映画を観て、涙を流したり、拍手したり、大笑いしたりしたい。もちろん特大サイズのポップコーンを抱えて。