非常に残念なお知らせだ。

「BlackWidow」の上映延期・・・

 

恒例の日本における興行収入ランキングの1位は

MCUか、名探偵コナンのどちらが上か?っていうのを競えなくなるわよね。。。

加えて、Desney+による配信かー。

世界の映画館は新型コロナウイルスを乗り切れるのかなぁ。

やっぱり、映画は映画館で観たい派です。

 

本題です。

ここからはドラマを見た方向けとなります。

「the Falcon & the WinterSoldier」2話目です。

もう盛沢山で、これ次の1週間までに何回、見ようか。

 

1話も何回、見直しても飽きないドラマでしたが、えぇ、2話目も素晴らしいわ。

何がって?

いつぞや「バッキー単独のおはなしでも撮ってくれないかな~。」なんて願っておりましたが、

その願いに近いです。

さすが、Desney、星に願いをすれば叶うんですね。

(もう、猫とかコビックちゃんとかも、どんどん出してくれちゃっていいぞ!!)

 

2代目キャップの出現も複雑な描き方をしてくれています。

ただね。

私たちが好きな(勝手な言い方)キャップとはやはり、決定的に違うのですよ。

 

 

映画「キャプテンアメリカ ザ ファースト アベンジャー」だと、スティーブが

超人血清を打って、スーパーソルジャーになるとき、

アースキン博士が対象として選んだのは

「(人を)殺したくはない。でも悪党は嫌いだ。」と言う

何度も兵役テストを落とされても、

「絶対あきらめない」というもやし君=スティーブだった。

博士は「実験の前夜」にスティーブにこんな風に語り掛ける。

 

「血清は内にあるものをすべて増幅する。

善人はより善人に、悪人はより悪人に。だから、君を選んだ。

強者は生まれつき力を持っているがために、力に敬意を払わない。

だが、弱者は力の価値をよく知っている。それにもうひとつ、憐れみも・・・。」

 

第2話を見ていて思ったのは、なんかね。

バッキーとサムの2代目にキャップに対しての嫌悪感みたいな、あの感情って、

この博士のおっしゃる通りなのではないかと思うわ。

 

2代目もいいヤツなの。わかってる。

(バッキーのことだって、一声で釈放させてくれたわけだし)

それに、盾の使い方もめっちゃうまくない?

でもね。

キャプテンアメリカはそこじゃないんだ。

 

だから、サムがんばってくれよぉ。。。(バッキーも同じ気持ちだろ。)

 

あぁ・・・なんだか、結局キャップの話になってしまう。

サムとバッキ―についても書きたい。

 

イザヤ・ブラッドレイ氏について。

氷漬けになっているキャップのあと、

何人かが「キャプテンアメリカ」の名前を引き継いだという設定。

ソコビア協定ではないけれど、

だいぶヒーロー(超人たち)の取り扱いについて、政府の闇が垣間見えてきました。

 

 

というか、バッキーったら、以前の「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」のときは

キャップというかスティーブのことも、もはや自分のことも忘れていて

「橋の上の男は誰だ?」なんて聞いていたけど、

朝鮮戦争で戦ったイザヤさんについては、

彼が今、住んでいるところまで覚えているなんて、(しかも政府の㊙情報じゃん)

『え?バッキー、あんた本当にスティーブのこととか、ぜーんぶ忘れて寝てたのね。』と思ったわ。

 

もしかしたら、結構、バッキーは知っていることがあるんじゃないの?

「黒革の手帳」もあるしね。

 

ただ、ちょっと違和感があったセリフがある。

サムと「Big3」について語っているところだけれど、

ちなみにサムのいうBig3というのは、

「アンドロイド、エイリアン、魔法使い」なわけなんですが、

そこで、バッキーは「敵はガンダルフ?」と尋ねるわけですよ。

 

つづけて、「ホビットの冒険は1937年に読んだことがある。」からと。

いやいや、確かに、1937年に出版されていて、アメリカでも文学賞とかもらっている本なのです。

当時、脚光を浴びていたのかもしれませんが、

(それに、シャーロックのあの二人も近年の映画に出てますしね。)

めちゃくちゃ個人的な感想なのですが、

『え?バッキー、あんた本とか読むの?』って思った次第なんですよ。

 

バカにしているわけじゃないけど。

なーんとなくなんですが、バッキーって子はそんなに文学少年に思えなくて。

趣味:ボクシング、女の子とデート ・・・下町の労働者階級でやんちゃな子のイメージですから。

出たばっかりのイギリスの本なんて読まないと思ったわけです。はい。

 

たしかに、キャップも映画「アベンジャーズ」の中で

「(あ、それ)オズの魔法使い」なんて言うセリフもありましたが、

彼はわかるんですよ。

なにせ、趣味:スケッチ ですから。

 

それと、オズの魔法使いは早々に映画化された。(ある種の国策として)

だから当時のアメリカ人なら誰でも見ていたと思う。

しかし、ホビットの冒険は近年になるまで、映像化が難しい作品だったわけで、

出版されたほやほやの当時、わざわざ本で読むかなーと。

 

この辺、もうちょっと知りたいなー。(リップサービスで終わらせないでさ。)

たとえば、

キラキラバッキーがもやしスティーブとつるんでいた理由が、

二人とも、ファンタジー小説が好きだったから・・・とかね。

だから、バッキーの特異な状態

「とんでもない崖から落っこちたと思ったら、悪い組織につかまって、

超人血清を使って、冷凍人間にされながら暗殺者やってた。。。」

なんて、絶望的な設定を彼は受け入れられたのか・・・ということに繋げてもらえても面白いかも。

 

 

ちなみに、トールキンは「精神は物質よりも強い」という立場の人です。

この辺もね。もうちょっと、掘り下げてくれるとありがたいなー。

(すでにMCUでもDesneyでもないけどさ)

 

そうそう、「ホワイトウルフ」の名前が出てきましたね。

やはり。

バッキー→ワカンダ 「ブラックパンサー2」につながっていくのかな?

それと

「WinterSodier」はサンダーボルツか。(DCのSuicide Squad に対抗するか?!)

こっちは「BlackWidow」からも引き継がれるかもしれないし。

そうなると、かなーり、重要じゃないかね。

 

ただ、サムとバッキ―は「エイリアン」や「魔法使い」には対抗できるのかなー。

どうなんだろう?(無駄な想像・・・)

 

 

あと、これはお話とは無関係ではあるけれど

無視できない「多様性」とか「BLM運動」とかなんというか、

1話でも思ったのですが世相を反映していますね。

やんわりと・・・ですが。

役者の特に主役おふたりもこんな時期に

この物語を背負う責任が大きかったのではないかと思いました。

 

 

そういや、バッキ―の役者さんは一時期、スターウォーズのルークに似ていると言われており、

おなじDesney枠だからというわけじゃないけど、

スターウォーズ・ドラマの方にも出てもおかしくないなと思わないこともなかった。

だけど、「the Falcon & the WinterSoldier」のドラマを実際に見て、

彼は、バッキ―だけで良かったんじゃないかと。

あのバッキーという複雑な男を、サムと一緒にバッキーの物語を確立してくれと願いましたね。

 

サムの役者さんも、すごいよね。

なんというか役に対する集中力みたいなものがあって。

彼には、新しい風を吹き込んでほしいし、中堅どころの役者でそれができるのは彼ではないかと思う。

ティチャラ陛下は亡くなってしまったのだから。。。

 

いろいろな思いで第3話も楽しみにしています。