こんにちは。
前回少しサウナについてふれました。
サウナといえばフィンランド。
そしていきなりですが、
キャンドルといえば北欧
・・・って感じしないですか?
サウナとキャンドルってつながってるんです。
日本でサウナっていうと多くの人が思い浮かべるのは
温泉や健康ランドの中にあるあのウッディな小部屋ですよね。
温泉が少々暗かったとしても、
サウナ室の照明は逆に明るかったりして。
おまけにTV付だし。
でもフィンランドのサウナの雰囲気は全く違います。
フィンランドの典型的なサウナは、
その小部屋の他に洗い場、脱衣所、
休憩室があります。
脱衣所と休憩室は同じであることも多いです。
フィンランドの人は、休憩室を利用しながら
サウナに何度も入ります。
そしてその休憩室にキャンドルが置かれているのです。
もちろん電気のなかった昔は
サウナに限らなかったのでしょうけれど、
電気のきている今も
そこにキャンドルは残っています。
私はフィンランド人ではないし、その辺の感覚を
正確にわかっているわけではないのですが、
それでもこの国の人と一緒に何度も利用しているうちに
なぜ?が分かってきたような気がします。
フィンランドの人はキャンドルの火のもとで語りあうことを
とても好みます。そしてとても大事な時間と考えています。
火って不思議ですよね。
じっと見ているとなんだか癒される。
ほのかに揺らめく炎の明かりだけを頼りに
小さな暗い部屋にじっといると、心細さと同時に
まるで胎内にいるかのような妙な安心感が得られるのです。
そんな時間と空間を共有しているとだんだん
裸のつきあいというだけではまだ近づけなかった距離を
縮めることも出来てくる。
会話をすれば
普段お茶の時間には飛び出さないような話題も
自然と口をついて出てきたり。
恥ずかしがり屋で内にこもってしまいがちな気質というのか
その辺の表れ方が日本人と似ているフィンランド人です。
こういった環境の中でようやく、
静かに淡々と話し始める。
この間だけ、普段よりも少しだけ
自分の心を開放できる。
だから大切なのだと
私はそう理解しています。

