w=大笑いの意。
チャネラーが去った後、僕達は店をゴーゴーバーに移した。
チャネラーと僕のやりとりを見ていたラクダさんは、
席につくなり言いたくて言いたくてしょうがなかったその言葉を笑いながら発した。
『いやぁ、チャネラーが失敗しそうだったから、仲介に入ったんですよ』
『意味がわかんないよwwwwww』
w=大笑いの意。
『てゆーかチャネラー、大丈夫ですかね?2人だけでカオサン行って・・・』
“消えてください”とまで言ってきたチャネラーを心配する僕。
それに対してはバンコク夜の帝王とまで言われた、ミスターヤギが答えた。
『いやー・・・かなりヤバイと思うよ・・・』
『やっぱり?』
『普通、女の子はカオサン通りなんか行きたくない筈やもん。
皆、上のホテル(店の)でやる事やって、お金貰ってささっと次の客探したい筈やからさ。
かなり怪しいよ彼女は。』
ヤギは続けた。
『恐らくホテルでマッサージだけされて帰られるとか、さらにタクシー代請求されるとか。
運よくそういう行為が出来たとしても、絶対夜中3時には部屋出てくるで。
そんで、チャネラーがシャワー浴びてる間にお金抜き取られてるんちゃうかなー・・・』
一同『・・・・・・・・・・・・・』
↑最近多いなこのパターン。。。
沈黙を破ったのはラクダさんだった。
『あの宿って、連れ込みオッケーなんかいね?』
『いや・・・わかんないッス・・・。
というよりもチャネラー、自分の部屋に行くにしても受付通りますよね。
万が一行けたとしても、どんな顔して入っていくんやろ・・・』
一同『・・・・・・・・・・』
『とりあえず、僕たちも宿に戻りますか。
チャネラーが何かしらの問題に巻き込まれてたら気になりますし。
それに、本当に部屋にいるかどうかも、気になりますしね』
そう言って立ち上がろうとする僕に、ヤギが待ったをかけた。
そしてゆっくりと、口を開いた。
『宿に戻る前に、言いたい事がある』
いつになく真剣な表情で、
日本人にしては彫りがやや深く、
欧米人からすると平べったい、
特徴があるのかないのかわからない顔をテカテカさせながら、
彼は語り始めた。
『亀、俺さ・・・。まああの店にはよぅ行くんよ。
女を買いにじゃなくて、てゆーか買った事ないけど。
日本からくる友達とかを、あそこ連れてったりするねん。
んで、結構顔見知りとか出来てくるんよねー・・・』
完全に関西弁なのか関東弁なのかわからない口調でヤギは、
勿体ぶりながら核心へと迫った。
『あの子とも、俺何度か席一緒になった事あんねん』
そして彼は、一度目を閉じてこう言った。
『あれ、オカマやで』
続く。
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