前回のティカル遺跡より南下して、アンティグアに来たせんせと亀ちゃん。
そして、日本人宿に到着した時の事。
それは、『さあ、今からチェックインだ』という時の事。
この街の田舎の雰囲気にやられたのか、旅のスピードが速すぎたのか、宿が気に食わなかったのか・・・
せんせが、思いがけない話を切り出した!!
せんせ 『かめちゃん、俺、ここより安い宿探すわ~』
亀 『!!!
ほ・・んま・・・・すか??』
せんせ 『うん』
亀 『じゃあどうします?僕はここ泊まりますんで、ここ出る時に合流しますか??』
せんせ 『俺ここでちょっとゆっくりしていきたくなってん・・・』
亀 『僕は急ぎたいんで・・・』
せんせ 『・・・・・』
亀 『・・・・・・。
じゃあ、
ここでお別れ・・・・っすね。』
せんせ 『うん、そういうことやな』
なんと!!
せんせが離脱してしまった!!
おいおいおい~!
これから一人か~・・・。
ちょい心細いなあ・・・
でもまあ、俺には俺の、せんせにはせんせの、旅がある。
気持ちよく別れよう。
って思ったらせんせ、そそくさとどこかへいっちゃったよ!!
亀ちゃんも思わず普通に見送っちゃったよ!!
水臭いぜせんせ~!!
せんせと別れてから、アンティグアの街を一人歩く・・・。
そうして、ふと思った。
路地裏に入った途端に表れる静けさ、反面、大通りには市場があり、
その横を外国製の自動車や人々が行き交い、大きな音、小さな音をミックスさせていく。
顔を上げると、眼前に聳える山々には雲がかかっていた(↑↑上写真ちゅうもく!!)
その街に身を置いていると、流れる空気に癒され、母なる大地の温かみを感じる(火山だけに??笑)。
たしかに、ゆっくりしたくなる。
・・・・・
・・・・・
しかし!!
ゆっくりはしてられない!!
全ては、ワンワールドの航空券を入手した時から、運命は決まっている!!
戦いは始まっている!!
自分、ゆっくり派じゃなく、見たいものを見る派なんで!!
早速宿の旅人から情報を入手し、翌日の火山ツアーに参加!!
ツアー開始は午前6時!!
寒いです・・・。
僕が参加したツアーには、犬がついてきた!!
めちゃめちゃかしこい!!
だんだんだんだん、道が険しくなっていく・・・。
後ろに見えるのが火山石!!
1時間半くらい上ってます。
ここまで来たら、脱落者も出る!!
いや、ほんとけっこーしんどいんすよ!!
犬も頑張ってます・・・・
足場の悪い山道を登り・・・
火山脈から伝わる熱気を感じ・・・
登頂開始から約2時間・・・
ようやく溶岩と対面!!
この火山、ここまで来るとめちゃめちゃ熱い・・・
顔を近づけると、髪が燃えそうになります・・・
今更ですが、このツアー、少々危険です・・・。
溶岩すぐ横の、足場の悪い場所を移動するんですが、怪我人は出ねえのか??って思います。
ワンころ!!
ありがとうな!!
お前も疲れたろう、ゆっくりオヤスミ。
でも、溶岩が落ちてきても、知らねーぞ