『地図にない街』 | 新・旅亀の世界一周冒険活劇

新・旅亀の世界一周冒険活劇

旅亀の冒険・最終章。流れる雲のようにフワフワと。明日の行き先は明日決める。そんな旅をしよう。

メキシコよりグアテマラへと向かう旅の途中。


僕らはラス・チャンパスという街に来た。


初めのルートを大きく変更して、北の国境ではなく、南の国境を越えることにした。


そうして到着したのが、この国境の街というわけだ。




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人々はとても穏やかで、人なつこく、そして温かかった。


せんせと僕は、この街で少し早めの昼食をとる事にしたのだが、そこの店員がまた良い。


店先で牛や鳥を焼く少女、店内で昔ながらの郷土料理を煮込む老婆、席を案内するおじちゃん。


日本人が珍しいのか、目があうと笑いかけてくる。


カメラを向けると、少女たちは大慌てでその場から逃げ出す。

(俺なんも悪いことしてへんのに・・・笑)





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なんとか撮った集合写真。



少女たちはまたしても隠れてます・・・残念!!





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昼飯を食って、おっちゃんにこの街の名を聞いた。





ラス・チャンパス。


僕のガイドブックに、そのように書き込んだ。


どうやら僕の持っている地図には、この街の事は書いてないらしい。


地図にない街か・・・(いや、実際ちゃんとした地図には載ってるんやろうけど・・・)


なんかいいな。


そういうのってなんか、『旅してるー』って感じせえーへん??



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そう。


僕は旅してんだ。


旅行とか、旅とか、区切りをつける人たちもいるけど、そんなんどーでもいい。


自分が旅してるって思ったら、それでいい。





ここから、中米横断の旅がはじまるんだ!!