新年、明けましておめでとうございます。
皆さま元気でお過ごしでしょうか?
気分も新たに、幸せを感じる一年にしようと思います。
本日ブログ担当のエセババジです。
私の趣味のお話で申し訳ありませんが少々お付き合い願えたら幸いです。
旅行が趣味の私が感じたことを簡単に書いてみます。
子供の頃から異文化に興味を持つ私が初めて日本を出たのは4年半位前のことです。
旅のきっかけは人生の転機を迎え、タイミングが良かったからです。
渡印目的は幾つかありましたがその一つ、南インドに伝わる『聖者アガスティアの葉』を探すためです。
それは、たまたまインターネット検索で知ったのですが約5000年前に南インドのタミルナードゥという地域に住む聖者が、後世に生きる者の人々の悩みや迷いを軽減する為の『人生の処方箋』とか『人生の設計図』とも呼ばれるものです。
ヤシの葉にその人の過去世・現世・来世などをはじめ、現世の困難や解決方法、どんな人生を送るのかが書かれているとの事です。
『既に5000年前より、今を生きる自分の人生ロジックが出来上がっていて時空を超えてそれを知る….なんて壮大なロマンだ!』的な解釈で、興味を持ちました。
探しに行っても出ない人もいるらしく、あったらラッキー位の感じですが、流れを変えるために迷わずインドに飛び込んだのが正直な話でした。
飛行機のチェックイン・アウトはおろか、必要最低限の英語すら話せない状態でインドに降りたちました。
4月の夜中ニューデリーは日本でいう真夏。空港に着き一瞬息が詰まる熱気を感じ、予約しているホテルに向かうべく軽四輪のTAXIに乗りました。
ドス暗いオレンジ色の街灯が立ち並ぶ不気味な道路を郊外へと進む。
初めてのニューデリーの夜。眺める景色が斬新すぎてタイムスリップした感じやら、鳴りやまないクラクション、砂ぼこり、人々の視線、全てが日本と違う。
来てはいけない所に来てしまったという感じでした。
実際、日本人のブログを読んでみたら詐欺、強盗、事件など治安が良くない情報も散見されます。
無事、ホテルに着きましたが安宿なので蛍光灯はチカチカと点滅し、玄関のドア窓が割れた状態で普通に営業しています。
フロントでは頭にターバンを巻きサンタクロースのような髭を蓄えた優しい口調の老人が私を快く迎え入れてくれましたが、アジアはおろか、日本で生まれ育った私は異空間に飛び込んでしまったことを必死に受け入れる努力をしていました。
旅人のライターがよく書くカオスな状況です。
旅行期間は約1ケ月。この間に何とか『アガスティアの葉』を探し当てる気持ちでいましたが、
言葉が通じない、スマホSIMカードが無く現在地不明。Wifiも満足に使えない。文化もわからない。
レストランの入り方、注文・食べ方すらわからない。まさに手探り状態で、情報検索力も乏しく暗礁に乗り上げていました。
とりあえず、北インド・ニューデリーから飛行機で南インドの玄関口の一つチェンナイという都市に移動して情報収集。ガイドブックを読みながら街歩き。
現地人協力もありSIMカードを購入してインターネット環境を確保しました。
インターネットの情報では、古代タミル語という言語から通訳を介し現在のタミル語から日本語に訳す必要があります。
日本の旅行会社の現地支店があるので現地のインド人従業員の協力を得ることができ、アガスティアの館の所在地を現地情報で調べてもらい、その情報を現地語に翻訳、プリントアウトまでしていただき、
私は別で現地のタミル語から日本語に通訳してくれる人を探し、ようやくインド人の通訳を手配することができました。
準備が整い車を数時間走らせて無事アガスティアの館に到着しました。
地元のインドの方々が列をなして順番を待っています。外国人の私が珍しいらしく視線が痛く感じました。
館に入るとインドの神様ガネーシャなど祀られており祈りの儀式やら線香の香り、インドの宗教観漂う神秘的な空間を感じです。
ヤシの葉の古代タミル語が読める人に会い、通訳の人も交えてスタートしました。
親指の指紋をとり、簡単な質問に対して「YES」「NO」という感じです。もう何年も経っているのでどんな質問だったかはあまり覚えていません。
質問が一通り終わると、館内の書庫のようなところから私の葉と思われるものを探すため3時間ほど探してもらい、ラッキーなことに見つかりました。いよいよ自分の『人生の処方箋』とご対面です。
名前、家族構成、職業、これまでの人生経験等ぴったり当たっているのには驚きました。
そのまま自分の過去性・現世の未来・来世について一通り聞きたいことは全て聞けました。
館の助言でお礼参りのため、指定されたチェンナイ市内にあるヒンドゥ寺院5か所を観光も兼ね数日かけて参拝。
ローカルバスや電車もそれなりに乗れるようになりました。
まだ半月 日程を残しておいたので、夜行電車のチケットを購入し西側のアラビア湾に移動して大好きな海を楽しみ、アーユルヴェーダというインドの伝統医療を受診して、充実した時間を過ごしました。
道中は、ほぼ日本人と出会うことはありませんでしたが、言葉が通じないというハンデを乗り越えて私の初めてのインド旅行に幕を閉じました。
この旅行を通して、スピリチュアルと現実の織り交ぜられたインドの深い文化に魅了されるようになったと感じます。
その後、4年ほど、たまに日本に帰りながらインドを中心にネパール、インドシナ半島を旅行することになりました。
乱文で長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。
皆さんどうぞお身体に気を付けて、明るく、よい時間をお過ごしください。