小学生の長期休暇預かりプロジェクト「休日子どもカレッジ」
2021-2022の冬休みも、7日間開校し、無事終了しました。
この冬休みは、
●利用してくれた子どもたちは44名、
●学生ボランティア 42名 + 社会人ボランティア3名(内1名は、松山大学卒業生)
松山大学生17名(1回生2名、2回生8名、3回生5名、4回生2名)
愛媛大学生20名(1回生6名、2回生6名、3回生5名、4回生3名)
聖カタリナ大学1名(2回生)、静岡大学1名(4回生)、高校生(3名)
●支援スタッフ 19名(ワーコラスタッフ、元学校教員、ベテラン学生スタッフ、個人事業者(複業))
カレッジでは、
長期休暇の最終日に、
学生ボランティアと企業の交流の時間
「ザツダン交流会」を1時間、設けています。
目的は
★学生にとって → 休日子どもカレッジでの時間の振り返り(客観的に考えてみる)
★企業の方にとって → 就活の場ではない、地域の一員としての学生を見ることで、今後の人財育成や企業活動のヒントに
「地域の子どもを育てる」というフィールドを通じ
今後私たちに何が必要で、何ができるのか客観視して、それぞれの立場での「自分育て」のきっかけの時間です。
今回のザツダン交流会には、
10名の学生ボランティアが鼻息荒く?参加。
1回生2名、2回生3名、3回生3名、4回生2名 と、見事なバランスなのも何とも感激。
男子6名、女子4名。
彼らから、このボランティア活動を通じての振り返りで出た意見は
・子どもたちの忖度無いコミュニケーションから、自分のコミュニケーションを見直すきっかけになった
・最初は、子どもたちから投げかけられるコミュニケーションに戸惑いがあったが、
回数を重ねて俯瞰して見れるようになった
・子どもたちの斬新な考え方に、自分の視野の狭さを感じ、意識の改革になった
・周りの目を気にする自分の在り方に気づいた
・子どもたちとなれ合いになってしまう、その線引きに悩む
・・・これって、子どもと大人の関係だけでなく、社会に出てからの職場での(上司部下関係など)課題と同じです。
それを聞いて、企業の方々から、フィードバックをいただきました。
ご参加いただいた企業
・愛媛トヨタ自動車株式会社様
・株式会社hanafu 様
・佐川印刷株式会社 様
(参加表明順)
他
松山市役所子育て支援課 様
松山大学社会連携課 村井様
学生から投げかけられた質問にも丁寧にお答えいただき
地域活動に関わっている学生の素を感じていただく時間にもなりました。
また、企業の方から学生に投げかけた質問、
Q:「コミュニケーション」を何か他の言葉で表すとしたら?
という問いには
「新しい視野の獲得」
「積極性」
「同じ目線になる」
「相手を知るツール」
「信頼構築」 など
子どもとのコミュニケーションを通じて、得た自分の意見をしっかりと伝えてくれました。
企業の方もおっしゃっていましたが
「何かしたい」をやってみる学生たちが、やってみて、振り返り、自分の学びに変えている姿を見ると
彼らが社会に出てくるのが楽しみで仕方ありません。
私たちができることは
その彼らの学びを、学びに終わらさずともに実践につなげること。
子どもの居場所は、「社会の縮図」。
居場所には、理不尽さもある。
「カイシャ」も同じ。
それを、学生とともに感じていきたい。
生きていくために必要な「プロセス」を大切にする地域の場所として
つねに楽しみながら、改善していきたいと思います!!
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