毎年実施されている、
コムズフェスティバル(松山市男女共同参画推進センターのイベント)の分科会の一つとして
今回実施いたしました。
 
「女性リーダーたちが語る、ワークライフ・バランスな会社のつくり方」
~多様性に気づいた会社が生き残る!~
 
という、少々大袈裟なタイトルを掲げましたが、
現在働いている女性リーダーたちのお話しから、
会社のあり方、また働く者のキャリアへの意識について
それぞれがヒントを見出す時間にしたいと、開催しました。
 
 
パネラーには
・泉谷八千代さん(NHK松山放送局 局長)
・今村紀美さん(株式会社えひめリビング新聞社 企画編集部部長) 
・藤江直子さん(アビリティーセンター株式会社 転職支援チーム リーダー)
・山下美保さん(株式会社セイコー不動産執行役員) 

をお迎えし、
進行は、
これからの働き方に不安も感じている、
働く女性の代表として
愛媛トヨタ自動車(株)和泉智子さんにお願いしました。
 
アイスブレイクにて、
参加者に、「現在リーダーである」かどうかを、○×で挙げていただいたところ
参加者28名のうち、半分ほどがその役割を担っている方のようでした。
 
参加した方々は、
個人一般の方々もいましたが、
企業内でワークライフバランスを推進する担当の方、
これから仕事をしたいと思っている方
また、大先輩の60歳以上の方もお越しくださっていました。
 
いろいろな環境や世代の方にお越しいただけることは
まさに私たちが望んでいることなので
本当にありがたいと思いました。
 
さて
和泉さんによるゲストへの質問は
 
①そもそも、現在の役職や立場を目指していたのか、
 いつから意識をするようになったのか。
 
②会社に多様な価値観を持つ従業員も増え、よのなかの変化に対応する必要も
 出てきているが、
 まだまだいろいろな障壁がある。
それをどう乗り越えたのか教えてほしい。
 
③部下の育成やキャリアへの影響をどう考えているか。
 コミュニケーションの工夫を具体的に教えてほしい。
 
④萎えたときの気持ちの処理の仕方は?
 
⑤あなたにとってキャリア・キャリアアップとは?
 
 
ということをそれぞれにお答えいただきました。
 
 
 
ここですべてのやり取りは(もったいなくて)書ききれませんが(笑)
 
泉谷さんからは
「キャリアアップは、景色が変わること」
というお話し。
目の前しか見えない時期から、かかわっていく人も変わり増えていくからこそ
見える景色が変わっていく。
 
また、藤江さんからは
「後輩たちが、心地よいコミュニケーションツールを使って連絡をする。
例えば、若い子はLINEが良いので、LINEでコミュニケーションを取ったり。
こうあるべき、とは思っていない。
また、
後輩からの誘いは断らない主義」
 
そのような具体的なお話も。
 
 
テレビ取材も入りました。
 
1時間ほどのトークを終え、
参加者同士でグループにて咀嚼タイム。
 
様々な環境や役割の人が混じって話をするからこそ
べきにとらわれず、振り返ることができます。
 
 
質問もありました。
 
ゲストのみなさんは、決して
特別に秀でたものがあったわけではなく、
 
目の前のことを大切にし、
やるべきことをやり、
未来形で声を出してきたからこそ、の今なのだと。
 
子育てや病気、家族のこと等、
いろんな諸事情も抱えることもありますが
 
こうすればこうなる、という正解は無い。
 
だからこそ、答えは周囲を巻き込みながらも自分で見つける。
 
それぞれに、次の一歩に繋がるヒントをもらえたのではないでしょうか。
 
<参加者の方からの感想>
「内部改革も大変だけれど、外部との関わりも築くことが大変という点は考えさせられた」
「4名の方のお話しを聴けて、働くことの原点について改めて考えることができました」
「いま、仕事と子育ての両立で、どちらも限りある中でやっていて、正直焦っていたと思います。
一歩一歩なんだと、勇気をいただきました。」
「自分の会社での立ち位置を見直すきっかけとなりました。
グループになった方から、こういう場に来ることが、会社にとっても一歩前進していると
言ってもらえて勇気になりました。」
「改めて、キャリアアップについて考えるきっかけになりました。貴重な時間をありがとうございました」

「今後の自分の働き方について考えることができました。
いろいろな方の意見や働き方を聞けて楽しかったです。」

60代以上の方より
「これからの世代のキャリアアップの方向性が知りたくて参加しました」
 
 
 
ご参加いただいた皆様、
本当にありがとうございました!!
 
またやりましょう(^^)/