やってまいりました。

毎年1月に開催している、働くパパママを応援する講座、
「預けて働く基礎知識」!

平成27年1月18日の10時~、開催いたしました。


NPO法人にする前の、団体設立時から続けてはや8回目

私自身がワーコラを立ち上げるきっかけとなったパーツなので
今でも、堀田のライフワークのひとつになっています。

以前は、保育園セミナーという名前で開催しておりましたが
預ける、というスタイルも多様化していて

保育園でも通常保育、一時保育、
幼稚園、認定こども園、託児所

親に預ける、

と様々ですので、ネーミングも3年前に変更いたしました。


また、誤解があってはいけないのですが、

子どもを預ける  = 自分が身勝手に動くために子どもを後回しに

ということではありません。

子どもを預ける = 親も子も社会とつながりを持つ

ということ、という前提での講座です。


今回は、来年度から「子ども子育て支援制度」が変わる!

という情報だけは広く伝わりつつも

何がどう変わるのか?!ということに不安を持つ方も多いことから

松山市保育・幼稚園課の専任課長・相談担当員に
わざわざお越しいただきまして

新しい支援制度のしくみや今後についてをお話いただきました。



消費税を財源にしているということ

受け皿となる支援施設が増えるということ・保育士さんの処遇改善をするということ

新制度の適用を受ける施設は松山市が定めた保育料になるということ

短時間労働者向けの保育があるということ

などなど
多様な働き方に応じての、預かる側のしくみが大きく変わる
ということを理解できたわかりやすいお話でした。

松山市の方のお話のあとは、
「ゆめがたりパパの会」さんの時間!

代表の中野さんより、この団体を立ち上げるきっかけになったお話。



市内で勤務するフツーのパパ&じいじの集まりで
昨年より、読み聞かせやバルーンアートなど
子どもたちに向けて活動をしています。



2歳の孫のおむつ替えから送り迎えから
何でもやるという、イクジイの梶原さん。

20数年前の自身が子育て期には、
子どものことは奥さんに任せっぱなしだった。

いまとなっては反省しつつ(笑)、孫育てに奮闘されているそうです。



バルーンアートは、
「本当にフツーの会社員ですか?」と尋ねてしまうくらい
きめ細やかに、子どもたちが喜ぶものを短時間で作っていました。




そののちは、
先輩働くオトンオカンとの交流会。

すでにワーキングマザーとして日々を悪戦苦闘している
先輩パパママからの日常のお話は、

これから両立をしようと思っているパパママにとってはエネルギーになります。

参加者のご夫妻から

「復帰後、みなさんがどんな1日の時間を過ごしているかを知りたい」

という質問があったので、
その話題を中心に交流しました。

いつもご協力をいただいている、
ワーコラの賛助会員でもある和泉智子さんには

自身が会社で産休育休取得第1号だったこと

復帰した最初の数日は、かなり気合を入れすぎていて朝5時半起き、
しかし、しばらくすると「無理だ」と感じ、
生活スタイルを少しずつ見直していったこと

そして
そういう生活を通じて「有形・無形」の恩恵を受けることに気づく

そんなお話もいただきました。

また、子どもの病気などで会社を休む・早退する、という「申し訳なさ」には

会社に見える化する
例えば、朝礼で、休んでいる人の理由を伝える(自身の病気、子どもの看病で、子どもの病院で、)
ことで、
それが当たり前にあるんだ、ということを社内に知ってもらい、
ひいてはお互い様の風土を作る。

というお話もありました。

もちろん、そういったことも、社内での信頼関係があってのことで
日々のコミュニケーションも忘れてはいけない。

それは家庭でも、職場でも

そんな話を共有して、場を締めくくりました!


全員でパチリ。

ご参加いただいたみなさん、ご協力をいただいたみなさん、
本当にありがとうございました!

また来年、よろしくお願いいたします♪