以前、私たちの座談会に参加した女性(20代独身)から、
「結婚したら、家事や子育てはダンナさんをあてにしたらいけない、
したら自分の首をしめるだけ、と母親に聞いているのですが
やはりそうなんですか?」
という質問。
「そうですよ~」
なんて言うと、夢も希望もない。
メディアではオモシロおかしくいいそうだけど。
そうそう!という主婦女子は多いと思いますが
そう返事してほしくないのが私の理想です。
私自身は、オットをあてにしまくっていますので
その質問はNOなのですが
「あなたをあてにしない」
というのは、あまりにも自分主導・上から目線すぎるような気がするんです。
あてにしない、 ということは、
そのダンナさんに対して相手に対して
コミュニケーションを持たなくなることにつながりますよね。
職場でも、
上司や同僚に 「あの人はあてにしない」
といわれたり、そんな態度を取られたら、
気分的に楽になる?場面もあるかもしれませんが
めちゃくちゃモチベーション下がると思う。
「ここにいる必要はない」 と 辞めることにもつながると思うんです。
以前、東レ経営研究所の佐々木常夫 さんの講演で、
「自分が選んだ相手・自分が産んだ子どもになぜ一生懸命向き合わないのか?」
「企業においても、自社が何らかの基準を持って採用した人間であれば、
責任持って育てなければいけない」
というようなコトを言われていました。
「しかたない、言ってもダメ」 と言う前に、向き合って努力したのか?
というコト。
双方努力して、難しいのであれば
離れる判断ももちろんアリなのだと思います。
先日、ワーコラに参加した方(共働き女性)で
自分が仕事をすることに対して理解がない・話し合いを避けようとするご主人に対して
いろんな手をつくして自分の思いを知ってもらったことで
関係が少し改善された、という話を聞きました。
何事もあきらめちゃいけないんだなと。
特に身近な夫婦関係や親子関係こそ、難しいけれど・・・
結論、あてにする、しない、という上下的考え方でなく
人間的関係をつくろう!
(と、自分にも言い聞かせてマス。)