「ストレスに強い人が欲しい」
みなさんの中で、この意見に
反対の人はどれくらいいるでしょうか?
おそらく、これは大きな声で
断言してしまっても良いと思いますが
【1人もいない】でしょう。
仕事にはストレスが付き物です。
(こう言えてしまうのが、ちょっと寂しい気もしますが)
そのストレスに負けず、常に高いパフォーマンスを
上げることが求められる現状では
ストレスに強い人材を採用したいというのは
当然と言えるでしょう。
では、そのストレス耐性をどう見極めるか?
その方法としてよく言われるのが「圧迫面接」です。
圧迫面接とは、応募者にプレッシャーをかけて
その反応でストレス耐性を判断するというものです。
ただ、以前にメルマガでも書きましたが
私はその意見には反対です。
※ご参考
「圧迫面接は有りか、無しか」
また、ストレス耐性を確認するために
「とても忙しく、残業も多いですが大丈夫ですか?」
「ストレスが多い職場でもがんばれますか?」
という質問をする人がいますが、
残念ながらこれで確認することはできないでしょう。
なぜなら、応募者は「大丈夫です」「がんばれます」
としか答えようがないですし、
こちらも、その根拠がわからないからです。
では、どのように確認したら良いのか?
それは「ストレスへの対応力」を見るのです。
その確認のポイントは3つあります。
それは、
●どういったことがストレスになるか
ストレスの要因を自分で自覚している
●ストレス解消の方法を知っている
または解消の方法を持っている
●ストレス解消の方法を実践している
の3つです。
これを、順番にお話ししていきます。
まず1つ目です。
「ストレスは身体に悪いもの」と思っている人が
いるかも知れませんが、すべてが悪いわけではありません。
むしろ、適度なストレスは身体に良い影響を
与えることもあります。
※ご参考
「『ストレスが身体に悪い』は大ウソ!」
ストレスは「溜めすぎると」良くないのです。
ストレスで体調を崩してしまうのは
「溜めすぎていることに気づいていない」
または「いつのまにか溜めすぎていた」ことが原因です。
ストレスの要因を自分で自覚している人は
そうなる前に自分で気づくことができますし、
その要因を避けるように、うまく対処することもできます。
これが1つ目を確認する理由です。
次に2つ目です。
ストレスは解消することができます。
溜めてしまったストレスは解消すれば良いのです。
人によってその解消の方法は様々ですが
それを知っている人はストレス耐性が強いと言えます。
また、趣味で運動をしていたり、
仕事を忘れて没頭できるものがあったりする人は
自然にストレスが解消されることも多いでしょう。
(もちろん、それを意図してやっている人も
いるでしょう)
そこで、
「ストレス解消の方法を知っているか?」
「ストレス解消の方法を持っているか?」
を確認するのです。
最後の3つ目です。
2つ目でお話したように
ストレスは解消することができます。
ただし、何もしなければ解消はされません。
そこで、そのストレス解消法を実行できているかを
確認するのです。
「趣味にマラソンとありますが、最近はどうですか?」
「ストレスが溜まったときに実際に行っていることは
なんですか?」
など、具体的に聞いてみると良いでしょう。
以上の3つがストレス耐性を見極める際の
ポイントです。
ストレス耐性というと「体質的にストレスに強いか」
という話になり勝ちですが、今回お話ししたような
「ストレスへの対応力」を見るほうが重要です。
なぜなら、限られた面接の時間で
体質的にどうかを見極めるのは非常に難しいですし、
仮に体質的に強いとしても、対応力が弱い場合は
結局はストレスにつぶされてしまうこともあるからです。
しっかりと「ストレスへの対応力」を
見極めていきたいですね。
※ストレスは様々な問題を引き起こします。
自分のストレスを部下にぶつけるパワハラ上司。
ストレスが原因でうつ病になって休職する社員。
それ以外にも、そのような環境が原因で
社員が定着しづらかったり、
生産性が落ちて業績に影響してしまったりと
会社としても大きな打撃を受けてしまいます。
ストレス耐性に強い人を採用することは
もちろん大切なことではありますが、
そもそものそのストレスの元を改善できるように
合わせて取り組んでいきたいですね。
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