お別れのとき~その3検案書~ | 行政書士・終活アドバイザーよしだよしこ

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人生は後半戦がおもしろい!

7月に、近所で独居していた母が亡くなりました。

当時のことを少し記録に残そう思います。

   「お別れのとき~その1救急~」の記事

   「お別れのとき~その2検視~」の記事

 

・・・・・

 

お医者さまのご都合で検案書の受け取りは

翌朝ということになりました。

 

残念ながら かかりつけ医ではなかったので

近隣ながら初めての医院です。

 

朝一番に受付をしましたが 待合室でかなり待たされました。

 

別室で朝の運動?か何かあるようで

近隣のおじいさん、おばあさんが

次々に笑顔で私の前を通過していかれます。

 

私は なぜか涙が溢れてきました。

 

「この方たちはこんなにお元気なのに

どうして母は亡くなってしまったんだろう?」などと

説明のつかない理屈で

泣いてはいけないはずの場所で

ボロボロ流れる涙をとめることができませんでした。

受付から3人の女性の心配そうな視線を気にしつつ。

 

…と、ようやく受付から名前が呼ばれました。

 

「6万円になります。」

 

「ん?6万円!?」と心でリピート。

聞き間違いか?

いや準備良く差し出されつつある領収書には6万円とある。。。

 

それまで感傷にひたりボロボロ涙していたのに

フッと我に返る私。。。

そんなにするとは思っていなかったのです。

 

何かと物入りなのではと思い、持ち合わせはあったので

思いとは裏腹に平静を装い、お会計をして

丁寧にお礼をいい 医院を去りました。

 

後で調べると死体検案書の相場は3~10万円だとか。

確かに急に呼び出されて、遺体とご対面ですものね。

金額に関わらず支払わないわけにはいかないものだし

仕方ありません。

 

検案書には

 

直接死因 「急性心筋梗塞」 とありました。

それしか仕方ないんだろうな。

実際にはどんなことがあったんだろう。。。

思いを巡らせると今も苦しくなります。

 

死亡したとき 「7月推定5日」 と書かれており

戸籍にもそのように記載されています。

 

この「推定」の2文字が、

最期を看取れなかったという悔いを今も引きずらせています。