身近な問題として | 愛しき日々

愛しき日々

田舎暮らしも長くなりました 仕事に地元に自分の世界にいろいろやってます
好きな人、好きなものについて率直に書けたらいいですね

 秋の3連休でお出かけの人も多かったろう。3日ともお仕事関係を含め至って地味に過ごす。

 

「この町のメインストリート わずか数百メートル・・」浜田省吾の「MONEY」の冒頭の歌詞だ。1984年の作品。私が県外に出ていく頃、都会は何かと輝きを放ち、ここには戻ってきたくないと思ったものだ。それでも当時はメインストリートにお店がたくさんあった。

 そして約40年が経った。そのメインストリートもお店が減り、数えるほどになってしまった。金融機関は3つあったが1つは移転、他の2つはATMのみの店になった。そんな中にスーパー「Aコープ」が撤退した。

 

 JA系列のAコープが県内各所で一斉に閉店の方針を決めたのが今年の大きな話題であった。買物難民問題が身近に起こったのだ。幸いなことに別の企業が入り、この連休前に営業が再開されたのがニュースとなっていた。

 スーパー業界も自由競争でコンビニもドラッグストアも量販店も町内であれこれできて経営は大変である。県内Aコープ撤退には客が少し離れたところでもクルマで行ってしまうことが背景にある。不便にならないためには、こうして進出してきた店を地元の人たちがいかに大切にするか、だろう。

 県内の他のAコープ撤退後は解決の目途がたっていないようだ。まだまだ人口が減り続ける中で公共交通問題と買物難民問題は日本全国でますます顕在化していく。利便性を確保するための解決策が求められている。