それは
彼女がいちばん愛する人(代表の姪)の
こどもふたりが昨年結婚して
春にまごがひとりが生まれ
もうすぐ次のまごひとりが生まれ
そして
むすめが結婚する
彼女は嬉しいらしいけれど
すっといなくなった
その事によって
配偶者が近寄る事が苦悩らしい
しかも
あと何年も
彼女の衝撃は
叔母さんの人生に影響を受ける
彼女はいつだって
叔母さんの側にいたかったらしいけれど
彼女にとっては素敵な身内でも
だあれも彼女の母親に会いに行かない
認知機能の低下が始まったのは
5年前
家族の事は
いつでも来てくれる親戚がいないとね
彼女のおばさんは
毎日彼女を自宅に送り
悦に入っているらしい
なんだか大変だなあ
彼女は常に
労務のプロでいたいので
毎日インターネットで
労務の新しい情報だけを追っている
そうして労務のプロになりすました
彼女は
いとも簡単に
わたしたちを切る
怖いのは
誰も必要のないデータを
わざわざプリントアウトして
押し付ける事
彼女がいなければ
なんにも必要がなかったのに
新しい事も
彼女がいなくてもみんな使えていた
新しいシステムは
ほんとうに必要?
たくさんの予算を使っても?
あっけなく彼女は消えた