昨日の事・・・

午後配達を終え店に戻ってご注文でラオス松の階段材をセットしましたのでそのお話。。。

 

↑(ラオス松4,800×55×270㎜乾燥材)

 

最近では珍しくなってきた高級な無垢材の階段です。

その前にラオス松とは文字通りラオスの松なのですが、その昔内地松(国産の松)の代用品として玄関周りの材やフローリングに階段材など和室造作材としてもてはやされました。

特徴は黄色味がかった色合いと、たまに笹杢の様な冬目そして内地松より少し硬質な感じに加え松の匂いを濃縮した様なツンとくる香りがします。

 

↑(ラフ挽きの挽肌)

 

挽肌を見て一番に思うことが海外で製材された輸入材あるあるの丸鋸などテーブルソーで製材した挽肌です、モアビなどヨーロッパ挽でも同じような挽肌ですね、現在日本では帯鋸が主流で既製品ではあまり見かけません、同じ方式でギャングりッパーも有りますが挽肌はなめらかです、しかしその昔長老に聞いた話では日本でも水車の動力を用いて製材していた時代はこの様な挽肌だったようです・・・

 

ではでは。。。