今週最後の銘木商は松柾の縁甲板と無垢天井板でした♪
↑(米杉1間×尺1)
米杉とは杉に似ているので米杉と名付けられましたが実は檜の親戚で本名「ウエスタンレッドシダー」と言いロッキー山脈あたりに生えている桧科ネズコ属の木材です、ヒノキ科ですから湿度に強く腐りにくい事から現地では外壁などに使用されています、また最近ではバレルサウナに使用されているのもよく見かけますね。
その昔30~40年ほど前まだ和風建築が盛んだった時代には国産の杉造作材が高価な為杉に似た安価な材として普及しておりました、写真もそんな時代の材ですがその中でも当時重宝されたライト色(色の薄い米杉です)
現代のトレンドなら米杉は濃い色の混ざった柾挽の羽目板を天井や玄関周りに貼り塗装仕上げなのでしょうが、和室材となればやはりライト色でしょうね!!
「分かるわぁ~」とか「あったあった」と思われた方は木材取扱いのベテランの方でしょう。。。
ではでは。。。