GWも明、今日から通常モードです。
さて今回のお話は、数年前に発見して面白いから寝かしておいた材を今朝スタッフさんが発見したので手入れしてみました。
↑(紅桧4100×36×490蓮板乾燥材)
蓮板とは高樹齢の御山杉や屋久杉などで稀に見かける現象で樹木の導管が立ち木の状態で腐り始め伐採した時に木口が蓮根の様に無数の穴が開いている材の事ですが、杉で主に見かけますが他の材ではあまり見かけません・・・
↑(表面の拡大)
まして今回の材は腐りにくい紅桧ですから珍品で間違いないでしょう(笑)
↑(檜系天然材特有の細かい目合い)
ですが、写真の通り杉同様に赤身にしか蓮穴は入らないようです、しかし杉類に比べると腐りにくい特性も相まってか蓮穴は細いです。
↑(無論節にも)
穴が細い為欄間など目線より高い位置で使用するとぼやけてしまうので、陶芸作品の花台などの方が面白そうです。
ではでは。。。