ブビンガ(杢板)
ブビンガの杢の好い材を展示しましたのでそのお話。。。↑(中央:ブビンガ2,100×60×490乾燥杢木)ブビンガは、アフリカのカメルーンや赤道ギニアを原産とする「現代」では高級銘木となります。何故「現代」ではと付けたのか、ですが40~50年前は沢山日本に輸入されており唐木の様に丈夫で床板や廊下を1枚で十分にカバーできる大きな木材でいて比較的手ごろな価格で入手できた時代も有りましたが、乱伐による巨木減少に伴い輸出制限そして最後にはワシントン条約による規制となりました・・・なので当時国内に輸入された木材わずかに流通しているのが現状です。↑(杢の好い表面拡大)色は本来もっと赤みを帯びていますが少し日焼けしておりますので薄く感じますが削れば色は戻ります。(どんなに古くても削れば戻るのが木材の魅力ですね)Guibourtia 属のブビンガも厳密に区分すると種類がありますが、主にGuibourtia demeusei Guibourtia tessmannii Guibourtia pellegrinianaなどが代表的で、それぞれに杢がでやすいや色が濃い、痩せが大きいなど癖は有ります。比重は約0.85〜0.98前後とやたらと重い木材です・・・私がまだ20代の頃10m×1.8m×11cmの大きな板を数枚販売した時には荷下ろしにレッカーを用意して工務店さんにお届けして、その後お客さんが材が傷まない様にその上に倉庫をたてられた事を今思い出しました。話しを写真の材に戻します、ワシントン条約による規制対象ですから、国を超えての流通が無い現在において、希少価値が高まっている事に間違いありませんが、この個体の様に杢の強い材は更に希少と言えるでしょう。本来人間は自然と同期し自然から受ける刺激により自らを整える機能を持っているので、スマホの中の世界から飛び出して実際に五感で触れてみてはいかがですか?ではでは。。。