隠岐島黒松(極上床板)
先日銘木市場で黒松の素晴らしい板を仕入れましたのでそのお話。。。↑(隠岐島産黒松乾燥床板3,000×30×1,025㎜)久々に素晴らしい肥えた黒松に出会い惚れ込んで2枚仕入れました♪この黒松珍しい事にシラタが生きておりますこのクラスの木になると立ち木の時から銘木なので松枯れ病などに掛からない限り伐採されることはありません。出品者の方に聞くと今から約15年ほど前に島根県の隠岐で伐採された黒松だそうで、他にいた数人の関係者の方も原木の時の事をよく覚えていらっしゃいました。黒松は島根県の県木でもあります、しかしながら昭和の終わりころ松くい虫による松枯れ病が全国で発生し名だたる大木の大半は枯れてしまいました・・・また運良く生き残った大木も虫害の治療として薬剤注入され木材として銘木黒松の風合いが残された木はほぼ残っていないものと思います・・・その前に隠岐とは島根県の沖に浮かぶ絶海の孤島で古の頃より後鳥羽上皇や後醍醐天皇など多くの政治犯とされた者の流刑地でした、そんな島には今も銅剣・鉄槍・土器・青メノウ・銅椀などが出土しており古墳時代より大陸との交易の中間地であった歴史ある島で今尚深い原生林が残されており2013年には世界ジオパーク認定されています、しかし島内の林業に詳しい方によると「太くて良い松はみんな枯れちゃった」と皆さん口を揃えて言われます・・・さてこの材の魅力に触れてみます。最大の魅力は長さ6.6尺のところで赤身に幅が関西間の半間(984㎜)あり本床に使えます!!実際問題として床の間は確かに減りましたが黒松の肥えた赤身で無欠点な本床用の床板は探してもこれから先たぶんまず滅多と出会うことは無いと思います。それに加えこの材は平成に入ってからの材で、ちゃんとした産地証明が付いておりクリーンウッド法認定登録業者の弊社としても合法木材証明書発行が可能です。個人的にも先月大阪銘協で競り負けた本チークより今年一番心躍る銘木でした!!ではでは。。。