今回は、LPレコード・番外編ということで「編集盤」です。

 

代表格は「赤盤」「青盤」ですが、それ以外にも

「オールディーズ」「ロックンロールミュージック」「ラブソングス」を紹介してきました。

いづれも、国旗帯シリーズの一環としてリリースされてきたと思いますが、それ以後にもリリースされた盤を紹介します(あくまで、自分が所有している盤のみ)

 

The Beatles Ballads(ビートルズ・バラード・ベスト20)

バラード曲に的を絞って20曲をチョイスした編集盤。

趣旨は「ラブ・ソングス」と被ってますね。

 

イエスタデイから始まり、レット・イット・ビーで終わる構成。

バラードという視点でうなずける選曲とはいえ面白みがないものの、

このジャケット・デザインには極端に賛否両論らしいです。

「ダサい」の意見もあれば「このジャケット欲しさの為だけに持っていたい」という意見もあるそうです。

帯に書かかれた販促コメントは、「ビートルズのバラードは、あまりに美しくそしてシンプルだ。時の流れを超えて、今なお全世界の人々の心に感動を呼び続ける枚作バラード20曲!」

 

From Liverpool(通称「ウッド・ボックス」)

各曲を独自の曲の並べ方で、複数枚のLPにまとめた編集盤。

「箱」が魅力。

英国、米国、両方のフォーマットに馴染んだファンにとっても、この曲順は新鮮だが・・・。

 

Reel Music

彼らの映画5作品からチョイスされた14曲による編集盤。

選曲的には、新たに購入する必要はないのだが、このユニークなジャケット。

そして、映画のダイジェスト的な12ページの豪華なブックレット。

これだけの為にファンは入手しなければならない。😂

 

内容的にはむしろ、同時期にリリースされた「ビートルズ・ムービーメドレー」の方が面白い。

マジカル・ミステリー・ツアー - Magical Mystery Tour

愛こそはすべて - All You Need Is Love

悲しみはぶっとばせ - You've Got to Hide Your Love Away

恋する二人 - I Should Have Known Better

ア・ハード・デイズ・ナイト - A Hard Day's Night

涙の乗車券 - Ticket To Ride

ゲット・バック - Get Back

をメドレーでつないだもので、当時は、このシングルでのみしか聴けないものでした。

ただし、ブートCDでは聴くことが、できます。

いまでは、 You Tube という便利な時代。(^^♪

 公式リリースされない映画「レット・イット・ビー」のシーンがちょっとだけ観ることができるのが嬉しい。😊