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「 Heart で一番好きな曲は?」と訊かれれば、迷わず「 Crazy On You 」と答える私です。
その Crazy On You は1st Dream Boat Annie 収録の曲なので、後追いで知った曲です。
最初にハートを知ったのは、多くのファンの方と同じで、Baracuda とそのアルバム Little Queen です。
Led Zeppelin にリスペクトするそのサウンドで多くのファンを獲得しました。
Crazy On You は、アコギから始まるイントロ、切り込むように始まるエレキ。
最初は、囁くように、そしてサビに向かって、ハイになるアン姉貴のヴォーカル。

 

そんなハートをフォローしていたのも、79年の Bebe Le Strange まででした。
聞くところによると、その後暫く低迷していたそうですね。
そんな状況下、起死回生の一枚が、Capitol 移籍第一弾、ロン・ネヴィソンをプロデューサーに向かえ、
タイトルもずばり「 Heart 」

 

 

Capitol 時代のハートは、ベストのCDを持っているだけなのですが、
この85年の「 Heart 」は友人からLPを借りてテープで聴いていました。

 

 

思い切って外部ライターの曲を多く取り入れた、このアルバムはいい意味で時代にマッチした音となり
タイトで引き締まった、そしてストレートな音作り、70年代のハートとも一味違った味わいとなりました。
功を奏し、このアルバムでハートは2度目のブレイクを迎えました。
結果このアルバムは全米1位。
アルバムからは What About Love 、Never、 These Dreams 、Nothin' At All、 If Looks Could Kill の
5曲もシングルカットという快挙。

 

 

そしてこのNothin' At Allはアルバムからの4枚目のシングルで、全米10位をマーク。
ライトなポップ・ロックです。リミックスされているそうです。
バンド名がハートゆえにハート型レコードというのは、安易かも知れませんが、ファンにはうれしい1枚です。
おりしも世間は、もうすぐヴァレンタイン・デー・・・・・だから、どうした?・と言われれば、それまでですが。^^♪

 

 

PVです。リンクしてご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=SPBY-B8pK1w