2019年最後の営業が終了しました。 | woodstock blog (ウッドストックブログ)

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日々の作業ちょっと紹介

 

先日までのGPZ900R攻撃が終わったと思いましたら、今度はゼファー1100が多勢で攻めてきまして、この数週間はゼファー1100ばかりを攻略していました。

こちらのゼファーはエンジンの腰上のオーバーホールなどなどの整備。

以前にエンジンを施工されたショップさんの仕事が丁寧だなーと、感心しながらの作業でしたが、やはりそれなりの距離を走っているエンジンでしたので、シリンダのホーニングやバルブシートカットを施して、丁寧に組付けしました。

こちらは少し前にウッドストックでエンジンをオーバーホールしたゼファー1100。

しばらく乗っていなかったら何かの原因で始動不良になりましたので、久々の入院です。

そして、こちらのゼファーはウッドストック工場での削りものや加工のオンパレード。

ワンオフにてリアキャリパーサポートを製作して、リアブレーキをフローティングマウントにしました。

支持部には大きなベアリングを使用して、ほとんどガタをなくしています。 ペラペラの板をホイールカラーでサンドイッチしているサポートもありますけど、それでしたらブレーキをかけた時のキャリパー固定力が弱く、特にフローティングマウントの場合にはキャリパーが傾いたりして、ブレーキパッドの引きずりや片減りを引き起こす原因になりますので、ウッドストックでは特に支持部はゴツく設計しています。

フレーム側のマウントブラケットやトルクロッドもワンオフで製作しました。

スイングアームにはスタビ補強をしてからバフ研磨も行っています。

ライディングステップはもちろんウッドストック製。

こちらがシフト側。 一体、何年間販売を続けているのだろうというくらいの古い設計ですので、シンプルすぎるぐらいシンプルですね。

古いオートバイにはこれくらいの方が良いかと思います。

クラッチリリースカバーもウッドストック製です。

ウッドスステップとの組み合わせでノーマルよりも、かなりすっきりした雰囲気になりましたね。

そして、こちらは長期にわたりお待たせしております、バンディッド1200のカスタムです。

スイングアームの加工とペイントが完了して、やっとマシンが転がるようになりましたので、シートレールの不要なステー類を全て削り取りました。 全身が鉄の粉まみれになりながら、長時間奮闘して、なんとかすっきりと綺麗になりました。

全身ブラックでカッコイイですね。

サイレンサーステーはウッドストックがワンオフで製作。

ヘッドライトブラケットはウッドストックオリジナルのCタイプを使用しています。

このバンディッド1200は作り物もほぼほぼ完了しましたので、あとは各パーツを組み込んで、TMRキャブレターのセッティングをしたら完成の予定となります。 もう少しだけお待ちくださいませ。

 

2019年のウッドストックの営業は今日で最終日。

毎年恒例になりました、村リン選手が掃除に手伝いに来てくれてました。 ありがたや、ありがたや。

今年も多くのお客様のおかげもあり、1年を通してずっと忙しく仕事をすることができました。

誠に誠にありがとうございました。

2020年も体力、気力が続く限り頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

 

ウッドストック一同