京都 舞妓はん論
Akiko Yano - Kyoto
すみません。文章のうんちくになりまして(汗
京都の祇園の近年の舞妓さんでもナンバー3以内に入る人気現役舞妓さんと京都御所前で安倍晴明神社の向かいにあるラウンジで舞とお食事と歓談を堪能させていただいた事が数年前にありました。
この舞妓さんは生涯の贔屓で芸妓さんになられる方だと思います。
JR京都駅でも彼女のモドキの宣伝広告があったくらいでしたので。(着付けが既に初秋の彼女のですので)
面白かったのが浮世絵の議論というのが面白くて、葛飾北斎から彼女も東京の美術館で観て触発を受けたというゴッホの絵画との影響性を語り合ったのです。
凄いのが彼女は舞妓さんの修行の世界に入っているので未だ当時20代前半なわけです。
これって数年前の話なので彼女は未だに20代です。
舞妓さんが海外から見て”ゲイシャガール”(=SEXも供にすると)と見られている事に関して
『うちらはそんなんおまへん。ほんまこんなん心外どす』と言われるのですが、
『なぜそんなに真っ白なのですか???』
などとさすがに私も尋ねました。
『外のラウンジに出てキャンドルで照らしておくんなましw』
と言うから二次会みたいに真っ暗な京都御所や大文字送り火の山の見えるコテージで一緒に関係者らと付き合ったんどす。
すると
『蝋燭の火の明かりで白粉が映えるんどす♡』
などと言われるので私は”ひー”と思い彼女は”今夜は大変楽しかったどすw”と言うし、
関係者らは
『いやぁ、今晩の企画は良かったですよ!是非また京都に来てくださいよw』
なと言われながらワインやビールを徹底的に呑んで、お食事を堪能して豊中市から来た相方の彼に四条烏丸までタクシーで送ってもらって本能寺跡近くのホテルで織田信長のように焼け死ぬような思いで”いや いや いやw”と思いながらその晩は昇天しておりましたが。
その翌日は私の着目の妙心寺を全部徘徊して福島正則の菩提寺で和尚に怒られましたが、桂春院という石田三成の娘婿で関ヶ原役では犬山城を守備していた石川光吉による見事な苔の庭園と襖絵などをみせていただき生涯に尽きる思いです。
この桂春院の名前こそが、昨夜の舞妓さんの偶然のお名前だったのです。
生涯これ以上にない事だったのでこの舞妓さん以上のファンっていないのです。
彼女は生涯職業柄、その後も覚えているらしいので。
』