木の内側が見えたら良いのに~(>_<)
って思ったことあります?(笑)
立体の木彫りをされている方なら思ったことがあるんじゃないでしょうか。
僕はまさに今思っています(笑)
こんばんは(*^_^*)
良くも悪くもだからこそ木は魅力的。木彫家の大二郎です。
オーダーを頂いて制作をスタートしていたワンちゃん。
イベントを挟んだのでいろいろ木彫りしてましたが
忘れてたわけじゃないです^m^
そんなイベント、じばさんフェアも大盛況で終わり、
オーダー制作に力を入れようと彫り始めたところ・・・・。
まさかというか、
予測していた最悪の事態が発生(^-^;
ワンちゃんの顔。
お鼻のところになんか付いてる(笑)
いや、笑えないか(^-^;
実は彫る前にね、木を切ったタイミングで鼻に当たる部分にチラッと出て来てたので
嫌な予感はしてたんですよ。
それでも少し彫ったら消えてくれるかもという淡い期待を持って彫り進めてたわけですが。
消えるどころか主張してきた( ;∀;)
こうなるとさすがにダメでしょ~。
ということでお客様とも相談した結果、
材料を変えることになりました~!
そりゃそうだ。
お客様にとってこのワンちゃんはとても大切な作品になるわけです。
大切な家族を木彫り作品にする。
これはまさに家族の一員に近い存在なわけです。
鼻のところに節があるまま完成作品を届けられても困るでしょ(^-^;
だから、材料を変えるという選択で正解だと思う(*^_^*)
だから思ってるわけです。
木の中が見えたらって(笑)
当然ながら木目の流れとか割れがあったりすると
それがどこまで割れているのか、ある程度は予測できる。
でもね、完全には無理(*^。^*)
もしかしてもしかしたらレントゲンとか撮ったら見れるのかな^m^
まぁでもそこまではやらないというか、やるの大変すぎるでしょ(笑)
改めて木を相手にするものづくりの難しさを感じたんですけど、
そういうこところがまた木を相手にする面白さだなぁと感じるんです(*^-^*)
僕は変かもしれません(笑)
目の前にある木は何十年、何百年、中には何千年という歳月をかけて生きて、
偶然僕のもとに来た。
その木が生きている間にいろんなことがあったと思うんです。
そのいろんなことの1つが木の木目となり、節となり、傷となり、木の個性となる。
だからこそ魅力的なんだと思うんですよね、木って(*^-^*)
そんな木の事を少しでも知って、少しでも活かしてあげるのが僕の役目。
今回は僕の判断ミスもあったと思うので、
使えなくなってしまった木には申し訳ないですが、
新たな木を用意してしっかりと対話しながら進めたいと思います!(*^_^*)
上手くいかなかったことは悔しいし、反省なんですけど、
木の魅力に触れてなんだか嬉しい気持ちもあるという・・・。
やっぱり変ですね(笑)