5/8(土)大和三山ハイキング


私の入っている山岳会では、年に1回6月に総会が開かれる。今年はハイキングをしてから、総会、懇親会へと続く。


さてどこに登るか…という話になったとき


今年の春に耳成山のふもとでお花見をしたときに、耳成山は、畝傍山・天香久山とともに大和三山と呼ばれ、その3つの山を巡るハイキングコースがあることを知った。

ここはどうだろうか?

ただ、ほぼ町中を歩くコースになるためこの時期は暑すぎる。


他に案は出ず、このハイキングコースとなった。

そして、担当することになったが。。。

ハイキングコースを調べていたら、手書きの、町中も目印があったりしてわかりやすいと思われる地図をみつけ、このコースに決定。

16時の総会に間に合うように、橿原神宮前駅に9時半に集合と決めた。


家庭の事情でなかなか山行に参加できずにいるひとがいて、そのひともこの周辺なら近いので一部だけ参加するよ~と言ってもらえて、スタートは5人で。

まずは橿原神宮を目指して。


軽くお参り







暑いので日傘をさしながら。

そしてひとつめが畝傍山。


199メートル。この日の最高峰。
いつも思うが、途中誰とも会わなくとも山頂には必ずひとがいる。畝傍山の山頂では、団体のひとたちがドローンを使って撮影していた。


私たちも、ここでしばし休憩。

そして、畝傍御陵前でひとりのひととお別れし香久山を目指して町を歩く。団子の文字に惹かれて、工場&売店に入って冷たいくずバーをいただく。
暑かったので、美味しかった。
次の香久山でも先程の団体客に会い、私たちは先に下りて天香久山神社で、昼食。団体が来るまえに出発。途中、抜かされることにはなるが藤原宮跡の駐車場でまた追い越し、そのあとはお会いすることはなかった。

藤原宮跡は、今から約1300年前、持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都、藤原京(694~710)の中心に宮殿・藤原宮のあったところ。
今はだだっ広い土地が広がっていて、宮殿跡と思われるところに朱色の柱が狭い等間隔で並んでいる。
言ったら、大和三山も一部だから、さらにだいぶ広い。

平城京よりも平安京よりも大きく、日本最初の本格的な都なんだとか。
学生の頃は歴史は全然できなかったけど、こうやって行った場所を調べて見ると感慨深い。

藤原宮(16年間)→平城京(74年間)→長岡京(10年→平安京(400年)
ちなみに藤原京が長く続かなかったのは…説ではあるけれど立地が不便で豪族の影響を受けやすく衛生面でも問題あったとか。

そのあと、耳成山へ。
耳成山は単独でポツンとしているため、遠くからでも見える。春のお花見のときは、お花見メインだったので、シュッと登ってシュッと下りる最短の道で。
今回はぐるっと廻り、神社へ。そこから三角点まで探しながら。

時間がなくなり、大慌てで記念写真を撮り駅に向かうも乗りたい電車には乗れず。
どうしても総会のために、京橋に早めに着いておかないといけないのに。。。

結局、特急で。
無駄なお金を使わせてしまったな。

YAMAPで、計画したのに。。。
スタートをあと30分早めれば、間に合った。

私が担当すると何かおこる(苦笑)
少し学ばないとね。