このゴールデンウィークに行ってきました。


5/3〜5/5の山小屋2泊3日


5/3(金・祝)

三瀬谷から徒歩10分くらいの道の駅奥伊勢おおだい10:45分に出発する登山口まで行く専用バスを予約して。

私は大阪の枚方市から、お仲間は大阪市内から。

というわけで、近鉄の電車内での待ち合わせとなりました。


そして、三瀬谷駅は無人駅なのでICカードは使えないので要注意と、ホームページにも予約の際の職員の方からも言われていて、松坂で近鉄からJR紀勢本線に乗り換えます。この駅、改札出ることなく近鉄からJRに乗り換えられるのに、一度切符を買うためだけに改札を出て切符を買ってからまたホームに戻らなければなりません。

ちょっと、なんとかならないものか。。。

ハイカーが多いこの時期、結構ギリギリな感じで。


なんとか間に合って、三瀬谷到着。

道の駅とは反対側に改札があるため、回り込んで踏切を渡るために歩いていたところ、すごい家を発見!




これ、家です。

もはや、住める状態ではない・・・

わかるかな~




中まで、植物に侵入されています。

乗っ取られてる。。。


かなりのインパクト。

私、このあと移動の際の外の風景を見るたびにツタの絡まる家が気になってしょうがなかった(笑)


そして、無事にバスに乗り込み、登山口までさらに小さいバスに乗り換えて登山口に到着。


○滑落死亡事故が起きているので、写真を撮り終わったらスマホなどは確実にしまってから、歩き出すこと

○ヒルとマダニが確認されているので、宿に入るときに注意したほうがいい


と。


東屋で支度をして、12:30頃出発。

コースタイムで5時間ちょっと。

お昼過ぎにスタートしているから、山小屋到着は18時過ぎるだろう・・・そして、何かあったらもっと遅くなる

。不安がよぎる。


けど、見てみて〜この絶景♫




大杉谷は日本三大渓谷のひとつで、7つの滝と11の吊り橋がある。
この緑、キレイ。。。

しかーし、ここでトラブル。
ものの10分程度しか歩いてないのに〜



靴底、剥がれてきた~💦
この靴、重いからあんまり履いてなくて、最初はゴールデンウィークには私が持ってる装備で行ける雪山に行こうかっていう話をしていたから、少し前から痛くならないように、一升瓶を履かせたり。。。



履かせすぎて、痛くなって。またキュッと閉じて。

長峰山〜摩耶山、京都一周トレイル、街歩き。
3回履いて、なんともなかったのに・・・しかも中級コースのこの長い2泊3日の最初の日のスタートから10分くらいで、壊れるなんて。

靴底が剥がれるなんて予想していないのに、普段は持たない靴紐の替えを持っていて、それとキズ用のカミバンで固定して歩き始め・・・



そのうち、左側も。
固定しても、また剥がれてくる。。。



滝をみながら



険しいとこも登りつつ、

1日め、お泊り予定の桃の木山の家に18時ちょっと前に到着。
たくさんのハイカーがすでに到着していて、チェックインしたら、夕ごはんは4部制になっていて私たちは19時から19時30分まで。
お風呂が20時までなので、お風呂に先に入ることに。

山小屋でお風呂に入れるのはありがたい。
この山小屋は石鹸はNGではあるけれど、ヒノキ風呂でとても気持ちいい。
山でお風呂がある、水が使えるというのはほんとにありがたい。
小さいから、3人くらいづつ順番に。

出るひとが、待ってるひとに『ひとり入れまーす』とか『ロッカーがいっぱいなのでもう少しかな』とか言ってくれたり。

山小屋のひとに聞いたら、靴底用のボンドが売ってると教えていただいて、登山靴もあると言われたけどサイズなくて。
ぞうきんと結束バンドをお借りして、夕ご飯まえにくっつけてひと晩おくことに。

この日の夕ご飯はカレーと豚カツ&生野菜。
大きめビールで、乾杯。

食後、星空を観に外へ。
思ったよりも寒くなくて、星空はキレイだった。

山小屋の夜は早い。
消灯は20時30分から21時頃。
することないから、ごろごろしながらストレッチして消灯前に就寝。
大部屋だから、おじさんの大きなイビキで寝れないかと思いきや、意外と寝れる。
いつもより、たくさん。そして深く。。。


5/4(土)
5時半朝食。
ちょっと前に行ったら、すでに長蛇の列で、廊下の先までずーっと続き、さらに階段を登り大部屋の中まで。
この長蛇の列、スタートしたら意外と進むの早くて、夕ごはんと違って、出発の時間があるからたらたら食べてるひとはいない。
私たちも、ごはん食べて支度して7時前に出発。
お昼用のお弁当は、ちまき2個&からあげウィンナーたくあん。このちまきがちゃんともち米でとっても美味しかった。

1日めよりも、長いし危険な箇所もあるらしい・・・なので、2日めもヘルメットを被って気をつけようと。
滑落はもちろんしなかったけれど、岩にコツンとすることがあったから、3回くらいは被っていて良かったかなぁ~と思った。



こんな感じのとこや





そして、初めての河原。


たくさんのひとが下りて、水を触ったり、石
を投げて水切りを楽しんだりしてた。

滝、吊り橋、河原。
水のあるところは、景色もよく楽しい〜

このあと、大台ケ原に入るにつれて、がらりと雰囲気が変わる。



苔むしる、この感じ。
嫌いではないけれど、長く続くと水のある景色が見たくなる。

昨年11月に、大台ケ原に来て東と西を両方歩いている。
そのときに、大杉谷に向かう道をちょっと先まで散策がてら覗いていて、この辺までは来たかなぁ~なんて話をしつつ、事故発生場所という看板で確信した。

ほんとは日出ヶ岳から、さらに遠回りして小屋に入る予定が、次の日の西大台は予約とレクチャーが必要で。
次の日の朝いちばんだと、出発が遅くなるし〜というわけで日出ヶ岳から最短コースで。
レクチャーを受けてから、2日めのお宿『心・湯治の宿』に入る。山小屋というよりは宿だなぁ~。
クルマで来れるし、お風呂も石鹸も使えて、ごはんも贅沢。



5/5(日)
朝食、7時
出発は8時すぎ。
宿の入り口に荷物を置かせてもらって、アタック用のザックに荷物を入れ替えて出発。

西大台〜利用調整地区に指定されていて、立ち入るのに事前申請が必要で、レクチャーを受けて入る。
とにかく、守られてる場所。

5時間くらいのコースタイムでトイレはなし、携帯トイレを使う場所は1ヶ所ある。

ちょっとしたリベンジがありまして・・・前回、西大台の展望所から見える山に東大台の大蛇ぐらが見えると聞き、あれかな〜これかな~なんて、ありもしない方角を探していて、歩き終わってからこの辺りだとデジカメで指差してもらい、今度こそは!と密かに。

その結果。。。

やっぱりわからない(苦笑)
通りがかるひとを待って訊いて、やっと納得。
高精度なカメラだと、拡大すると向こう側のひとまて見える。すごいな~



おかげさまで無事にリベンジを果たすことができました。

トイレを心配しながら、ゆっくり植物をみたり休憩したりしながら、のんびりと過ごし、15時くらいに到着してビジターセンターに下山報告してアンケートを書き、荷物を取りに行ってから、すでに行列ができている16時出発のバスに並びつつ、荷物整理と休憩。

16時にバス出発し大和八木に18時半くらいに到着。
帰宅は20時半くらい。

帰りながら、夕ごはんどうするか悩む。
大きなザックを持って、お店に入るのは嫌だ。。。

結果、近くのお店でオムライスをデリバリーしてもりうことに。ネットで注文し、21時くらいに来る予定にして、荷物を片付ける。

片付け終わっても、ごはん来ない。
この間は15分で来て、早すぎて驚かされたのに〜

と、思っていたら電話きて、どうやら、お持ち帰りにしていたらしく取りに来ないから確認の電話をくれたらしい。

配達料は取られないが、そもそもの金額がお持ち帰りとデリバリーではちがう。
ここで、配達料を取られているのね~。
一度、キャンセルして再度注文して、無事に持ってきてくれた♫

気をつけなきゃな〜。


そんなかんなで長い長い3日間が終わりました。