お疲れ様ですWOOD赤松です。
ホームページやブログなどでは基本良い事しか書かないですね。
っという事でこれまでにあったお客様からの苦情・クレーム・返品・交換などなど・・・
天然木のため色々なことがあります。
その一部を
■色合い
一番多いのが、ホームページの画像と色が違う。
これはカットサンプルへの苦情ですね。たまにあります。頻度は少ないですが・・・
これは撮影機材や光量など様々な要因で色が違って見えます。極力自然に撮れる機材で、撮影後は画像編集ソフトにて明暗・色彩微調整して目で見た色合いに近づけるようにしておりますが・・・・
まれにものすごく怒って連絡が入る場合もあります。画像と色が違う・・・・・
それを確認するためのカットサンプルですのでご理解頂きたいところです。微妙なブラウン、特にホワイト系・グレー系は難しいです。
お客様はこの画像からグレーの材だと思い、サンプル請求したとのこと、実際は茶・濃茶で無塗装状態が色がぼやけるのでグレーに見えたそうです。
なぜか物凄い勢いで苦情が入りました。
本材は、サーモウッド処理を施したオークです。
■仕様
UNI・OPC・乱尺の仕様を解っておらず、無垢フローリングはすべてOPCと思ってたお客様がいました。
納品後1箱開封して驚いたようで、全品返却となりました。
以降極力これらの誤解無いようにホームページ各所にUNI・OPC・乱尺の違い図を挿入しております。
■色合い2
無垢フローリングは天然木をそのまま切り出して製造しています。そのためプレミアムグレード(A)でも部位により多少の色違いがあります。
ナチュラル・ワイルドグレードなどはかなりの色差があります。
そのAグレードの色差も認めない苦情が年に数件あります。
突板フローリングなど均一化された色合いをイメージしているのでしょう。
苦情が入った1例は、以下の樹種です。西南桜 Aグレード
サンプルが薄いピンクで白っぽいのに実際は少し濃いピンクが入っている。
どういう事だ・・・・・・
この画像だと左の端や右の端の部分が気に入らないとのことでした。
無理です。この差が無理な場合はシートか突板フローリングじゃないと無理ですね。
■オスモカラー塗装
これに対する苦情が一番多いです。ので最近は少し提供方法を変えました。
サンプルにも商品にも苦情というか問い合わせが良く来ました。
・お宅の会社のサンプルはザラザラで、他社はツルツルなのだがどういう事だ
・施工完了した業者様、施主様から床がザラザラすると
仕様です。
オスモカラー フロアークリアーを施工仕様通り施工(拭き取り無し)するとザラザラに仕上がります。
以前はそのまま出荷しておりましたが、数年前より極度のザラザラは慣らし、全体的にも慣らして納品しております。ただし、塗装直後の研磨は折角の塗装面を削ることになるので、軽く慣らす程度に慣らして納品しております。
海外塗装品は、拭き取り塗装をするためツルツルに仕上がる傾向にあります。
その2につづく