自然オイル塗装で、杢目を際立たせる、古材風、ヴィンテージ風の塗装に挑戦 ワインピングなど | 無垢フローリング販売 WOOD赤松 BLOG 

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最近お問い合わせが多いのが、ワイピング塗装を施した塗装です。

もともと、白系、グレー系などインダストリアルな雰囲気や、無機質、廃墟感、ヴィンテージ、古材・・などなど

問い合わせが多いです。

 

当社ではこれまで通常の自然オイル塗装のみ対応しておりましたが、塗装オプションとしてワイピング塗装やダメージ加工を塗装オプションとして提供予定です。

 

まずはワイピング塗装について

太い導管にオイルステイン(着色)を擦り込み杢目などを際立たせます。杢目に多めに色を入れて木全体はナチュラルな雰囲気で仕上げる塗装から、古材風やヴィンテージ風の仕上げまで行えます。

 

言葉ではわかりにくいので、サンプルを

ホワイトオークで作ったサンプルです。導管の比較的太い、杢目のはっきりした樹種に適します。

当社だと、ナラ、ホワイトオークですね。タモなども良いかと!

本サンプルはオスモカラーのウッドワックスオパークとフロアークリアーで塗装を施しています。

杢目部分に着色顔料を残して、他はクリアに近い状態。

 

一般的な方法では、塗装後杢目以外の部分拭き取り・・・・・

この方法だと、塗装したら解りますが、杢目以外の部分もそれなりに色が残ります。落ちても多少程度・・・・・太い導管部分も拭き取られる感じとなります。

 

通常の白系の塗装をオスモカラーで施すと以下のような感じで全体的に白い

塗装直後に拭き取るともう少し杢目以外の部分は色が落ちますが、これはオプションですね。

拭き取りの方法だと施工手間が無くなるので、比較的安く対応可

 

より際立たすためには、塗装乾燥後に削る。すると杢目以外の部分の色がそこそこ落ちます。

塗装1:塗装後に拭き取り、杢目を際立たせる

塗装2:ベース乾燥後拭き取り

 

この辺りはまた各サンプル作って公開します。

 

あと、オスモカラーも床用のベースして使用を認めているワンコートオンリーと言う手もあります。

この辺りも仕上がりと塗装オプションとなります。

※ワンコートオンリーは着色顔料が多いためか全体的に色が良く入り乾燥後削っても導管の太い細い部分の差が解りにくく感じました。現時点では白系の色を入れる場合は、ウッドワックスオパークを使うのが良いかもしれません。

 

ワンコートオンリーは、ウッドワックスとフロアークリアーと植物オイルが異なります。さらにはワックス成分が入って無く着色顔料が多く含まれます。

 

■古材・ヴィンテージ系

正確には古材・ヴィンテージ系はダメージ加工を施します。粗めのヤスリ、ノコギリ、ハンマー、ワイヤーブラシなどなどを使い

現在当社では実傷のを入れるダメージ加工は検討中です。

 

塗装だけで表現すると、純粋にスモーク・グレー系や、エボニー・チャコールなどのこげ茶系

ホワイトオーク オスモカラー エボニー

 

以下はグラナイトグレー(エボニーから赤味を取ったような色)をサンディグでワイピング処理を施し、さらにホワイト系を塗装してくすんだ仕上げました。

今後ダメージ加工についても公開します。

 

現在ホームページ上では、削る仕上げのワイピング塗装のみ掲載しておりますが、各種オプションを設定予定。

サンディングしても基本導管に入った塗料は削れないため全体的に白く仕上がります。

 

各種サンプル承ります。

 

青とか赤とか入れたら面白そうなので一度作成してみましょう。

その場合ルビオモノコートでの作成となります。1度塗で仕上げる塗料なので削ったあとにクリアを塗装するので2回塗りとなります。