マッサージをしていてメリハリをつけたいと思う時がありました。
その時はメリハリをつけようと必死だったのですが、今となれば圧を抜くことで勝手にメリハリができ、心地よいマッサージができることがわかっています。
プラスにするのではなくマイナスにすることでバランスがとれるばかりか、心地よいものになります。
食べ物のことでいうと、栄養をとることも必要だと思いますが、いらなくなったものが溜まったままでは循環しにくい状態なので、出すことを先に考えたほうがいい場合があります。
風邪を引いた時や体調が悪い時も絶対的とはいえないかもしれませんが、プラスの考えで栄養をつけようと食べるより、マイナスの考えで食べないほうが回復しやすく、ひどくならない時が多いです。
消化吸収もエネルギーを使うので体に負担がかかってしまいます。
なのでできるだけ治癒する力にエネルギーを注ぐためにも、食べる量を減らすと回復が早くなる場合が多いです。
動物は薬を飲みません。
体調が悪いと食べないことはありませんでしたか?
本来はそうやって自分で体調を整えていくようにできているものを、頭で考え、薬という力に任せっきりになっているところがあるように思います。
薬が治すというより、自分の力で治す、治るんだと頭で思い、兼ね備えている治癒力を存分に使ってあげたいです。(時と場合があるかもしれませんが)
治癒力を使ってあげるのは意思がなくても働くものですが、判断を間違うとうまく使ってあげられません。
プラスとマイナスの判断を間違えずに判断したいものです。