植物療法(フィトセラピー)とメディカルハーブ 1 | ☆ハワイ旅行記を中心とした旅行ブログ☆

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ハワイって、なんでこんなに楽しいんでしょうね!ハワイ出張マッサージのオーナー、日本で個人サロンをやってます!ハワイは観光で行くのが1番楽しいわぁ〜と実感

人は栄養を摂取し、呼吸で取り込んだ酸素を細胞内で燃焼させることによって


生じるエネルギーで生命活動を営む。




また人は、生命活動に不可欠な多くのビタミンやミネラル、必須脂肪酸を


植物から摂取することでまかなわなければならない。




つまり、人類の生存は植物に完全に依存している。




植物療法とは、植物が生合成した植物化学成分を用いて


自然治癒力に働きかける療法をいう。




植物療法の効果と検証という点でいうと、欧米の中でも特にドイツで


大規模な研究や臨床試験も数多く行われている。




植物療法の研究が最も進んでいるドイツの公的機関であるコミッションEによって


ハーブの有効成分と適応が挙げられている




《イチョウ》


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これは乾燥させただけのハーブであるため、アレルギー物質ギンコール酸が


含まれている。有効成分はアルコール漬けにして抽出するか、サプリメントが効率的である。




イチョウの葉だけに含まれるギンコライドは、血小板の働きを抑制し、


血栓をできにくくする。




フラボノイドはファイトケミカルというビタミンミネラル以外の有効成分であり、


強い抗酸化力で毛細血管などを保護するといわれている。




ドイツとフランスでは血液改善効果のある医薬品として認可され、


脳血管障害の脳梗塞や認知症、アルツハイマーの治療薬として使われ、


他に耳鳴りやめまい、糖尿病性網膜炎などにも効果的だといわれる。




《イラクサ=ネトル》


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血液浄化作用が非常に高く、体質改善効果もある。




ケルセチンというファイトケミカルやケイ素が多く含まれるので、


身体の内側、外側ともに炎症を抑える効果があり、結合組織の代謝障害を抑制する。




そのため、花粉症やアトピー、リュウマチ、貧血、妊婦の栄養補給などにもよいとされる。




その他、ビタミンB群、C、K,鉄、カルシウム、などのミネラルが含まれるので


天然のサプリメントとして活用できる。




ビタミンCの含有率は、食用100グラムで比較すると


ほうれん草52mgに対し、イラクサ=ネトルは333mgと非常に多く、


野草の栄養価がいかに高いかがわかる



質のいいサプリメントは、ハーブなどの植物濃縮になるので、一つの植物療法だと植物療法で有名な林真一郎先生はいう。



参照・・ホリスティック医学協会誌&月の癒し」より