基礎(土台)固め【ウッドデッキ〜ウリン〜DIY】 | DIYでウッドデッキを作ってみよう!

DIYでウッドデッキを作ってみよう!

「自分で作る」=満足度はこの上なし!

 アイアンウッドと呼ばれる「ウリン」という木材を使ったウッドデッキのDIY
 についてご紹介します。

 あなたの好きなようにデザインし作れるのがDIYの魅力

  " Design It Yourself ! "

昨日はウッドデッキの柱(束)を支える束石やコンクリート平板の話をしました。

束石がいくらしっかりしたものでも、それを置く地盤が固まっていないとウッドデッキの重みで沈み込む恐れがあります。

すべての束石が均等に沈むならそれほど大きな問題ではありませんが、ほとんどの場合「不同沈下」と言って場所ごとに異なった沈み方をするのが普通です。建物で不同沈下を起こしてしまうと基礎に亀裂が入ったりひどい場合は傾いたりします。

ウッドデッキは建物ほど自重のあるものではありませんが、ある程度は基礎の地盤を固めておかないと不同沈下を起こす恐れがあります。

DIYレベルの作業であってもこの部分で疎かな作業をしてしまうといくら良いウッドデッキを作っても傾いたり、束の一部が浮き上がってガタついたりしてしまい完成した時の満足度は一気に下がってしまうでしょう、、、、

余程の軟弱地盤でない限りそれほど大げさな作業をする必要はありません。下の画像にあるような「砕石」(さいせき)を束石の下に敷いて突き固めるだけです。

ホームセンターでは袋売りで「バラス」とか「砕石」、「砂利」とかいう表示で売られています。
たかが「石ころ」なのですが同じ名前で売られていても同じものではない可能性が高いと思っておいた方がいいです。

この、たかが「石ころ」にも細かい規格と種類があり多種多様です。
分かり易い例をあげると、鉄道の線路に敷いてある敷石(バラストと言われる)は線路下の地盤を固める為に敷いてあるのではなくクッションの役割として敷いてあります。重たい電車が上に乗っても突き固められる事のない形をしています。


基礎を固める為に使う石ころは線路の敷石とは違い突き固めしやすい形をしているという事になります。
具体的にどういう「砕石」を選べば良いかは動画で解説する機会にお話したいと思います。

以下、余談ですが
線路の下に敷かれている石(バラスト)も何度も重い車両が通り過ぎているうちに石が割れて小さくなり突き固められていき、いずれクッションの役割を果たさなくなります。普段よく目にする石ころも私達が知らないうちに定期的に全量入れ替えされているのです。