あんにょん。続きです。
\お疲れ様でしたー!カンパーイ!/
私が企画したイベントは無事最終日を迎え、そのまま打ち上げとなった。
短い間だったけど、私のチームもウォヌのチームも両社同じ方向を向いて頑張ってきたから、会社は違えどまるで戦友のような気持ち。
特に今回は開催までの期間が短かっただけに、ほかのメンバーとはもちろんのこと、特にチーム長のジョンウさんとは何度も何度も打ち合わせを重ねてきた。
噂では、とても気難しい人だと聞いていたけど、実際に一緒に仕事をするとても気さくで穏やかな人。
隙がなく無駄のない打合せ、緩急をつけて人を飽きさせないユーモアとセンス。そしてなにより若手への想いが熱い。
だからウォヌの企画が彼の後押しによって決まったと報告を受けたときは嬉しさ倍増。隣の芝は青いというけれどこんな上司の元で働いているウォヌが羨ましい。
盛り上がるメンバーの間を縫ってウーロンハイ片手にジョンウさんの元へご挨拶。
『今回ご一緒できてほんとうに良かったです。ありがとうございました』
「いやいや僕こそ一緒に仕事ができてよかった。これで僕との打合せ地獄から解放されるね。」
※
みんな二次会でわらわら移動していく中、私はそそくさと撤退。
スマホをみると【ヌナ、送るから】とウォヌからメッセージ。
彼の方を見ると若手メンバーにわらわらと囲まれていてとても抜け出せるような感じてはない。
メンバーの中で一番年下だし、なかなかうまくフェードアウトできない様子に【私は大丈夫!みんなと楽しんできて!】と返信した。
明日ウォヌと遊びに行く予定だったけど、あの感じじゃ、朝までコースだろうな。また約束しなおそう。そんなことを考えながら駅に向かい歩いていると後ろから呼び止める声。
「駅まで一緒に行ってもいいかな?」
振り向くとジョンウさんだった。
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