トルーマン・カポーティとアンディ・ウォーホル。
いや仕入れた雑誌の中に1974年12月号の「ローリングストーン」があって、
そのなかの特集のひとつがアンディ・ウォーホルだったんだけど、ウォーホルがカポーティに
インタビューしに行くってのがあって、そのなかのカポーティの毒舌がおもしろかったもんで。
カポーティは72年ローリングストーンズUSツアーをローリングストーン誌編集長ヤン・ウエナー
の依頼により同行取材し、結局記事にしなかったんですが、
その理由をウォーホルにインタビューされてます。
でその答がわかりやすくいうと「つまんなかったから。」
ミック・ジャガーを評して「彼は非凡な役者だよ。しかもだよ、彼は第1に歌えない。第2に踊れな
い、第3に音楽については何ひとつ知らないんだから、まったく非凡というほかない。
~君はどうおもう?」って・・・。きかれたウォーホルも困ってます。
もっともR・ストーンズ側にも言い分はあって、このときのカポーティはヤク中でアル中でどうしようもなかったといってますが・・・。
ほかにもこのインタビューにはキース・リチャーズやロバート・フランク、テリー・サザーン、マーロン・ブランド、マンソンファミリー
って話題がひろがってったとおもったらいきなりサルバドール・ダリが登場して去ってくし。
(カポーティはすぐ1934年以降のダリの作品は不要だとかまた悪口言ってます。)
いや楽しい記事でした。
このカポーティとR・ストーンズについては雑誌「SWITCH」1988年2月号でも読めるはずですし、
カポーティの毒舌は川本三郎訳「カポーティとの対話」って本で読めると思います。
で、気になったのがウォーホルがすごくカポーティに気を使っていて、
なんでだろ?と思っていたのですが、もともとウォーホルはセレブ大好き人間なんですが、
カポーティは別格みたいです。この記事は70年代ですが、さかのぼること20年前、
カポーティがデビューしてすぐ人気作家になったころ、毎日ファンレターをくれる少年がいて、
しかもカポーティが何時に家に帰ったかまで知ってる文面で(うん、ストーカーですね)
ある日カポーティの母が家にあげちゃったのがその少年ウォーホル。まだ有名になるまえの
50年ころのことでした。しばらく交友期間があったのち、結局アル中ぎみの母に追い出されちゃうんですが。
後年有名になったウォーホルはカポーティとも再度交友をもつのですが、カポーティは例によって
毒舌でウォーホルのことを「宣伝の才能だけは素晴らしい。ぼくとは真逆だ。」とバッサリやってます。
小説はあんなに素晴らしいのにひととしてどうなの?ってカポーティでした。
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雑誌「SWITCH」1988年2月号
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掲載基準は文庫優先、絶版以外をのせています。楽しんでいってください。敬具)