小説家 吉田修一の読んでて一番良かった小説のご紹介。
この『パレード』は東京のひとつの家で暮らす5人の若い男女が主人公で
ある女のこは若手俳優と付き合っててその恋模様が語られたり、
ある少年は売春?なのかな、売りセンやってたり、
ほかの登場人物もふつうの人なんだけど、ちょっとひとくせありそうで、
彼らがかわりばんこに登場してその生活や心のうちを物語るんだけど
なんかすぐテレビドラマ化されそうな、都会でくらす20代男女共同生活
物語、恋もどたばたもありますって話かとおもってたんですよ。途中まで。
実際吉田修一ならすぐかけそうだし、その途中まででも実際楽しいし
実在の都内のちょいローカルな地名とかもあああそこをいまこの子は
歩いててあそこに向かうのねって楽しんでたのですが、
共同生活してる彼らは楽しそうなんですよ?物語もなんの破たんもなく
このまま終わるのかと思ってたら・・・・。
でその結末は驚がくとともに読み終えたんですが、
共同生活を舞台に書かれた小説っていいのが多くて、
たとえば保坂和志の『プレーンソング』は同じ共同生活で
同じく傑作なのに読後感は正反対。
なのにふたつともああいい小説読んだなあって思えるから不思議と
いえば不思議なのでした。
どちらも文庫で出てたのでよかったら読んでみてください。
ではまた
- パレード (幻冬舎文庫)/吉田 修一
- ¥560
- Amazon.co.jp
- プレーンソング (中公文庫)/保坂 和志
- ¥720
- Amazon.co.jp
古本屋【WONNDER3】onlineshop