ディズニーアニメーションはもとより、マトリックス、アリス・イン・ワンダーランドと関連映画の枚挙に暇(いとま)がない『不思議の国のアリス』。
このイギリス文学は何故これほどまでに人々を魅了するのだろうか。
『不思議の国のアリス』を知らない人はあまりいないと思う。
世界中でそれだけ多くの人々に愛され続けてきた理由の一つは、おそらく「アリスが分身である」と言うシンパシー(共感)ではないだろうか。
興味本位で白ウサギを追いかけていくアリスとその先に広がる冒険ファンタジー。
現実世界と夢の世界が交錯する物語は、村上春樹の『1Q84』では、パラレルワールドとして、最近では『精霊の守り人』で、ナユグとして描かれている。
物語は「夢だった」とアリスが気づいて目覚めるシーンで終焉だ。
夢の世界のお話なので、どんなに風変わりなキャラクターが登場してもナンセンスの矛と盾でひょいと身をかわすことができる。
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